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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第36話
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て………ね。)…………」

(………”フェミリンス”…………どこかで聞き覚えが……………)

(?2人とも、どうしたんだろう………?)

(ククク………”姫神”に連なる者、”戦乙女”と契約せし者、さらには”古神”の一柱を”使徒”にしているとは………興味深いぞ、”神殺し”…………)

一方エリザスレインは目を細め、セラウィは黙ってエクリアを見つめて考え込み、その様子を見たウィルは首を傾げ、ウィルの腕輪の中にいたアスモデウスは不気味に笑った後、興味深そうな様子でエクリアを見つめていた。



その後探索を再開したリース達はさらに進んで行くと、また封印石を見つけ、解放する為に庭園に戻り、封印石を解放した。



「なっ!?そ、そんな………!な、何故………!?」

「へ?どうしたの、アドルさん??」

「お知り合いの方なのですか?」

封印石が解放され、光の中から現れようとした人物を見たアドルは狼狽え、その様子を見たエステルは首を傾げ、リースは尋ねた。そして光の中から美しいセルリアンブルーの髪と瞳を持ち、さらに背中に一対の美しい白い翼を生やした女性が地面に倒れた状態で現れた!

「う………こ………こ………は…………?」

地面に倒れていた女性は起き上がり、周囲の様子を見て呟いた後、信じられない表情で自分を見つめているアドルに気づいた。

「あ………その赤毛………その優しい瞳………アドルさん………!」

「フィ、フィーナ………!」

女性―――フィーナはアドルを見て幸せそうな表情をした後アドルに抱きつき、抱きつかれたアドルは信じられない表情で震える手でフィーナを優しく抱き締めた。

「嬉しい………!またアドルさんと会えるなんて夢みたい………!」

アドルに抱き締められたフィーナは幸せそうな表情で涙を流して呟いた。

「………僕もだよ、フィーナ。…………ハハ…………今だけはこんな状況にしてくれたこの世界に感謝しないとね。」

「え………?」

アドルの言葉に気付いたフィーナはフィーナ自身の突然の行動を見て、驚いて固まっているリース達に気付いた。

「あ、あはは………感動の再会の所をお邪魔して、スミマセン………」

「フッ、お詫びにこのボクが場を盛り上げる曲を弾くので、どうぞ続きをしてくれたまえ!」

「やめんか、阿呆。」

エステルは顔を赤らめて苦笑し、オリビエは酔いしれった様子でリュートを出して茶化し、その言葉を聞いたミュラーは顔に青筋を立てて呟いた。

「………!この神気は………まさか………”神”!?」

一方エリザスレインはフィーナから感じる神気を感じて驚いた。

「え?え?アドルさん、どうなっているの??」

「ハハ……今、わかっている部分の説
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