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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第36話
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ね』ってわざわざ着替えさせたりしたとか?」

リシャールの説明を聞いたヨシュアは考え込む一方、オリビエは全員を脱力させる言葉を言った。

「あ、あんたね………」

「そ、それじゃあただの軍服フェチじゃない。」

「あ、でもちょっとわかる気がするけど………」

「うーん、ボクも。」

「…………………」

オリビエの言葉を聞いたシェラザードとエステルは呆れたが、アネラスとジョゼットは納得した様子で頷き、クローゼは黙って何度も頷いていた。

「君達………」

「ったく、最近の小娘どもは………」

「「???」」

その様子を見たリシャールとアガットは呆れ、ティータとミントは首を傾げていた。

「ま、いずれにせよ、新たな手掛かりにはなりそうだ。俺達が飛ばされてきた理由………そろそろ掴めそうな気がしてきたな。」

「ええ、僕もそんな気がします。それどころかこの”影の国”の成り立ちも………」

「そうか………ならば私も、この件については今は気にしないでおくとしよう。」

その後リース達は探索を再開した所、さらに封印石を見つけたので、解放する為に庭園に戻り、そして封印石を解放した。



「え………」

「まあ…………」

「………”影の王”の言葉通りになりましたね………」

「ああ。………やれやれ。リウイ達が解放された時の事を考えると頭が痛いな。」

「…………………出てこなくてずっと封印石の中にいたらよかったのに。」

(フン、同感だな。)

(グルルル…………)

封印石が解放され、光から現れようとした人物を見たエステルとティナは驚き、プリネは静かな表情で呟き、リフィアは頷いた後溜息を吐き、エヴリーヌは嫌そうな表情で呟き、リフィアの身体の中にいたディアーネは不愉快そうな表情で頷き、エステルの腕輪の中にいたカファルーは唸っていた。

「フフ、私はお妃様達の結婚式で会ったからそれほどでもないけど、ナベリウスは結構久しぶりでしょ?」

「うん…………」

「わあ………エクリア母様にやっと会えたです〜!」

「まったく、手間をかけさせおって………」

「これで後はご主人様だけね。」

「あら?でも、格好が少しおかしくありません………?」

一方リタは微笑んでナベリウスに尋ね、尋ねられたナベリウスは頷き、サリアは喜び、レシェンテは苦笑し、マリーニャは口元に笑みを浮かべて呟き、シュリは何かに気付いて不思議そうな表情をした。そして光が消えるとそこにはなんとメイド服ではなく、かつて”姫将軍”と恐れられた服装で、さらに腰に刺し、鞘に収めてある連接剣を装備したエクリアが現れた!

「……一体今の光は?………!それよりもセリカ様達の無事を確認しないと………!
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