7部分:第七章
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に歩きます
明日は別れるかもしれないけれど今宵だけは
そう思い今夜も一人うたかたへ
21.冬の花火
スキーへ行ってその夜に君をそっと誘って
見に行くのは花火なのさ
雪の上に咲く大輪の花
今それを君と一緒に見たいから 君と二人で
だからここに誘ったよ 君に見て欲しいから
スキーだけじゃ物足りないかと思ったから
君に見てもらいたかったんだ 気に入ってもらえたかな
そればかりが気になってしまうけれど
花火は次々にあがって夜空を彩る
そんな冬の大輪を今君に見せたいんだ
赤い花も青い花も君に 何もあげられない僕からの贈り物
冬の夜空に眩しく輝く花
夜のゲレンデに立って君と見上げるのは
次々に打ち上げられる花火
雪に負けない綺麗な花達
今それを君と一緒に見ているんだ 隣同士で立って
喜んでくれるかどうか そこまではわからないけれど
夏には見られない別の綺麗な花火を
君に見せたいと思ったから 君に笑って欲しいから
そう思ってここに連れてきたけれど
次々に咲かせる花火の大輪を
大輪達を見上げる君のプレゼント
赤い花も青い花も適わない 君の僕へのそのプレゼントは
何よりも眩しい君の笑顔
花火は次々にあがって夜空を彩る
そんな冬の大輪を今君に見せたいんだ
赤い花も青い花も君に 何もあげられない僕からの贈り物
冬の夜空に眩しく輝く花
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