第35話
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あるが、やはり可能性が一番高いのはエクリアやイリーナ様だろうな。ヨシュア達の話では次の”星層”に最後の”使徒”や闇を照らす”聖なる妃”が解放されるという話だったそうだしな。」
「えー………イリーナはともかく、フェミリンスの力を強く受け継ぐあいつは大嫌いだからあんまり会いたくないんだけど。…………それよりレンやセオビットが早く出て来てほしいよ。あの2人といると楽しいし。」
リースに尋ねられたエステルは考え込み、リフィアの推測を聞いたエヴリーヌは嫌そうな表情をした。
「………………今までの話を聞いて感じましたがエリィさんの姉上は突然の出来事でありながらメンフィルの皆さんに慕われ、皇妃として受け入れられているようですね。」
「む?なぜ、お前がイリーナ様の妹君の事を…………?」
リースの言葉を聞いたリフィアは驚いた後、リースを見つめて尋ねた。
「エリィさんがアルテリアに留学していた時、共に学んでいた学友で、その時に教えてもらいましたので。」
「ほう。イリーナ様の本当の出身の事は基本関係者以外機密扱いにしていたが、その件を知っているという事はよほど信頼されているのだな。」
「ええ。………それにしてもエリィさん、リウイ陛下の事をどうお呼びすべきか随分悩んでいましたよ?」
「お兄ちゃんの?なんでまた。」
「そりゃ、あの”覇王”が義兄になるんだから、誰だって悩むに決まっていますよ………」
リースの話を聞いたエヴリーヌは首を傾げ、シェラザードは苦笑しながら答えた。
「あはは……まあ、あたしなんか呼び捨て扱いだけどね。」
「………いずれにしても一度”拠点”に戻った方がよさそうだね。」
一方エステルは苦笑し、そしてアドルは庭園に戻る事を提案した。
その後リース達は封印石を解放する為に庭園に戻った……………
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