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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第35話
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リースの疑問を聞いたエステルは呆けた声を出し、アドルは微笑んで頷き

「フフ………」

「まあ、そうだよね。」

「うむ。それでこそエステルだからな。」

シェラザードは微笑み、エヴリーヌとリフィアはそれぞれ頷いた。

「ちょ、ちょっと!なんでそこで笑ったり納得しているわけ!?」

一方エステルはジト目で仲間達を睨んだ。

「………なるほど。聞くまでもありませんでしたか。」

「も、もう………それで納得しないでよ。まあいいや、早く中に入って”第五星層”に行きましょ!」

「ええ、了解しました。」

そしてリース達は転位陣の中に入って、転位した。



〜第五星層・光迷宮〜



「これって………」

「やはり………異空間のようですね。」

第五星層に到着し、周囲の様子を見たエステルは驚き、リースは冷静な様子で判断した。

「大理石で作られた次元の狭間にある迷宮……そんな所でしょうか。」

「そうだね。それに見た所構造も複雑そうだ。」

「気合を入れて挑む必要がありそうね。」

リースの言葉にアドルとエステルはそれぞれ頷いた。

「ええ……………この気配は………!」

2人の言葉にリースが頷いたその時、何かの気配を察したリースは真剣な表情になった。

「え………」

「………どうやら早速来たみたいだね………」

リースの言葉にエステルは呆け、戦いの気配を感じ取ったアドルは剣と盾を構えた。するとリース達の目の前に妖しげな光陣が現れた!

「なっ………!?」

「来たわね………!

それを見たエステルは驚き、シェラザードは叫んだ。すると光陣からは今まで見た事のない悪魔が現れ

「!ほう………?」

「………雑魚の癖に考えているね。」

何かに気付いたリフィアとエヴリーヌが呟いたその時、蜘蛛のような姿をした魔物が空から降って来て、リース達を包囲した!

「夢魔と夢蜘蛛……………人の夢を喰い荒らし、悪夢を運んでくる者とも………!」

「これが”悪魔”とこの世界の”魔物”か………!」

「なんかいきなり手強いのが現れたみたいね………まあいいわ。遠慮なくぶっ飛ばしてあげる!」

リースの説明を聞いたアドルは警戒した様子で呟き、エステルは溜息を吐いた後、気を取り直した。そしてリース達は戦闘を開始した!



「戦意よ、芽生えよ!大いなる戦意の祝福!!」

戦闘開始早々シェラザードは魔術で味方全体の身体能力を上げた!

「「「「………………」」」」

一方蜘蛛の魔物達は一度に襲い掛かって来た!

「ハッ!そこっ!セイヤ――ッ!!」

しかしアドルがクラフト―――回転乱舞を放って敵達を怯ませ

「ハァ
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