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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第151話(第二部終了)
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ヌ達に襲い掛かった。しかし、リアンヌは一瞬でサラ教官の正面に現れて高速の連続突きを放った!
「な―――――カハッ!?」
超高速の連続突きを終えたリアンヌがサラ教官から離れて元の位置に戻るとサラ教官は大ダメージを受けて吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた!
「きょ、教官!?大丈夫ですか!?」
「今、治療しますわ!」
「私も手伝います!」
それを見たエマやセレーネ、エリスは慌ててサラ教官に駆け寄ってサラ教官に治療を施し始めた。
「な――――」
「な、なんなの今の〜!?」
「凄まじい速さの突きを放ったようだが……」
「ほ、ほとんど何も見えなかったわよね!?」
「超高速の突きを一呼吸で数十放ったのじゃ……とても人間業とは思えん。」
「250年以上も生きている時点で”人間”じゃないと思いますがね。」
「ア、アハハ〜……伝承……いえ、伝承以上の強さですね……」
リアンヌの圧倒的な攻撃にラウラは絶句し、ミリアムは混乱し、ガイウスは呆け、アリサは信じられない表情で声をあげ、重々しい様子を纏っているヴァンダイク学院長にマカロフ教官は疲れた表情で指摘し、トマス教官は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「こ、これが”槍の聖女”……!」
「クッ、”化物”が……!」
「つ、強すぎるよ……」
「戦闘能力不明……下手したらあの”劫炎”よりも上かも……」
「やれやれ……ただでさえメンフィルは”英雄王”を始めとしたとんでもない”化物”だらけだって言うのに、そこに”槍の聖女”まで加わるなんて……メンフィルは一体どれだけ強くなれば気がすむんだい?」
マキアスは目を見開き、ユーシスは唇を噛みしめ、トワとフィーは不安そうな表情をし、アンゼリカは疲れた表情で溜息を吐いた。
「……アンタ、第七柱直属の騎士達―――”鉄機隊”はどうするつもりなのよ。」
「彼女達に”鉄機隊”の解散を伝えた所、それでも私に仕えたいとの申し出があったので、彼女達は今後は私の部下として私と共に陛下達をお守りして頂きます。」
「!という事はあの”神速”とやらを含めた”鉄機隊”に所属している騎士達もメンフィルに……!」
「本当に一体どこまで戦力過剰にすれば気がすむの、メンフィルは。」
(”剣帝”に続いて”鋼の聖女”と”鉄機隊”までメンフィルに所属するなんて…………メンフィルが暴走した時、”私達”を含めたゼムリア大陸全土の様々な勢力が協力しても止められるかどうかわかりませんね……)
セリーヌの問いかけに答えたリアンヌの話を聞いたラウラは目を見開き、フィーはジト目になり、トマス教官は目を細めて考え込んでいた。
「レン姫……どうして……どうしてオルディーネを戦闘不
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