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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第150話
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しめ、エリスとセレーネは複雑そうな表情をした。



「………一つ疑問があるわ。何で”起動者(ライザー)”であるあの男は”蒼の騎神”をその時呼ばなかったのよ。そんな危機的状況だったら、例え修理に出しても普通なら”騎神”を呼び寄せるわよ?」

「うふふ、だってその時点で”蒼の騎神”――――オルディーネは”既に破壊されていた”のだから、呼んでも来るわけがないでしょう?」

セリーヌの疑問を聞いたレンは不敵な笑みを浮かべて驚愕の事実を答えた!



「え…………」

「レ、レン姫……今、何と仰ったのですか……?」

レンの答えを聞いたリィンは呆け、エリスは信じられない表情で身体を震わせながら尋ね

「”蒼の騎神”オルディーネは”C”が拘束される以前から既に破壊されていたのよ♪」

尋ねられたレンは笑顔で答えた。



「オ、オルディーネが既に破壊されていたって……!?」

「一体いつ破壊されたんですか!?それに一体誰がそんな事を……!」

レンの答えを聞いたトワは表情を青褪めさせ、ジョルジュは怒りの表情でレンに問いかけ

「……まさかとは思うけど、レン君。その人形―――”パテル=マテル”を操っている君が破壊したのかい?」

ある事を察したアンゼリカは真剣な表情でレンに尋ねた。



「あ…………」

「……軍用飛行艇を一瞬で撃破できる程の導力砲も搭載されてある”パテル=マテル”の武装を考えれば可能だろうね。」

「しかもオレ達を逃がす為に戦っていた時も、オルディーネ相手に圧していたしな……」

アンゼリカの推測を聞いたアリサは呆けた表情で、フィーとガイウスは真剣な表情でパテル=マテルを見つめた。



「クスクス、惜しいわね。確かにレンとパテル=マテルもオルディーネ破壊の為に戦ったけど、ロイドお兄さん達も一緒になってオルディーネと戦って、レン達と一緒にオルディーネを破壊したのよ?」

「な――――」

「ロ、ロイドさん達がですか!?」

「あの人達、どこまで強くなっているの〜!?」

レンの答えを聞いたリィンは絶句し、マキアスは信じられない表情で声をあげ、ミリアムは混乱した様子で声を上げた。



「ちょ、ちょっと待ってください!クロウの知らない内にクロスベルのロイドさん達がオルディーネと戦ったって事はクロスベルにオルディーネが現れて、クロウの操縦無しで戦った事になりますよ!?」

「い、言われてみればそうなりますわね……」

「……騎神は自動操縦でも動けるのかしら?」

「た、確かにある程度なら可能ですが……でも、幾ら何でも自動戦闘はできないはずです。」

エリオットの問いかけを聞いたアルフィン皇女は考え込み、サラ教官に尋ねられたエ
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