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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第150話
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リフィア皇女殿下の祖母であるシルフィア様の生まれ変わりである貴女に会えて光栄ですわ。」
するとその時シグルーンがリアンヌに会釈をして、リィン達にとって驚愕の事実を口にした。
「貴女がリフィアの親衛隊の副長を務めている者ですか。”影の国”の際、リフィアから貴女と貴女の番いの事は聞いています。いつも我が孫娘のお世話をして頂き、ありがとうございます。」
「そんな……お世話だなんて……私達は殿下に仕える騎士として当然の事をしているまでですし、殿下には返し切れぬ恩があるのですから、お世話をして頂いているのはむしろ私達の方ですわ。」
「何ですって!?」
「”槍の聖女”がリフィア殿下の祖母だって!?」
「一体どうなっているの〜!?」
二人の会話を聞いていたサラ教官とマキアスは信じられない表情で声をあげ、ミリアムは混乱した様子で声を上げ
「な――――シルフィア様だって!?」
「兄様……?」
「リィンはその人の事を知っているの?」
ヴァリマールから聞こえて来たリィンの声を聞いたエリスは不思議そうな表情をし、ゲルドは尋ねた。
「ああ。――――メンフィルの初代近衛騎士団団長シルフィア・ルーハンス。”メンフィルの守護神”と称えられたリウイ陛下の側室の一人にして現メンフィル皇帝であるシルヴァン皇帝陛下の産みの母親で、今でもメンフィルに伝えられ続けている伝説の聖騎士だ……!」
「何だとっ!?」
「げ、現メンフィル皇帝のお母さん!?」
リィンの説明を聞いたユーシスとエリオットは驚き
「先程シグルーン中将閣下が貴女をそのシルフィア殿という名の騎士の生まれ変わりと仰っていたが……まさかプリネやエステル殿と同じ……」
「うふふ、そうよ。”槍の聖女”もプリネお姉様のようなイレギュラーの形で生まれ変わって、今は”シルフィア・ルーハンス”としてかつての主であるパパ―――リウイ・マーシルンとイリーナ・マーシルンに忠誠を再度誓って、二人の護衛騎士になったのよ♪」
ある事を推測したラウラの言葉にレンは微笑みながら答え
「―――自己紹介が遅れましたね。メンフィル大使リウイ・マーシルン並びにその妻イリーナ・マーシルンの護衛騎士リアンヌ・ルーハンス・サンドロッド。それが”今の私”です。」
リアンヌが軽く自己紹介をした。
「”獅子戦役”でかのドライケルス帝と共に活躍したあの”槍の聖女”が今はリウイ陛下とイリーナ皇妃の護衛騎士…………」
「め、滅茶苦茶だ……!」
リアンヌの自己紹介を聞いたアルフィン皇女は呆け、マキアスは疲れた表情をした。
「―――話を戻しましょう。”蒼の深淵”は私の裏切りによって”盟主”や他の”蛇の使徒”達が死んだ事に絶望し、戦
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