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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第150話
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前だったのに、エリゼ君一人に僅か数秒で制圧されるなんて……!」

「確かにエリゼが相当な使い手である事には違いないが……まさか、そこまで”力”の差があったとは……」

「エリゼは”剣聖”よ。”執行者”クラスの実力があるクロウといえども、”剣聖”相手には荷が重すぎるわ。」

マキアスは信じられない表情をし、ラウラは真剣な表情で考え込み、サラ教官は重々しい様子を纏って呟いた。



「……ヴィータも拘束する際、抵抗をしたのかしら?あの女がそんなあっさり捕まるような性格とはとても思えないけど。」

その時セリーヌが複雑そうな表情で尋ねた。

「うふふ、”蒼の深淵”なら”結社”の”盟主”の遺体――――生首を見せられた後他の”蛇の使徒”達は全員レン達―――メンフィルによって討ち取られた事を知ると絶望して戦意を失くしたから、あっさり拘束されたわ。」

「な――――”結社”の”盟主”や”蛇の使徒”たちが殺されたですって!?」

「生首を見せるとかえげつなさすぎでしょう……」

「…………(”蒼の聖典”から”盟主”は既に殺された事は聞いていましたが……まさか他の”蛇の使徒”まで討ち取られていたとは。)」

レンの答えを聞いたサラ教官は信じられない表情で声をあげ、マカロフ教官は厳しい表情で呟き、トマス教官は目を細めて考え込んでいた。



「ちょっと待って!アンタたちメンフィルは一体どうやって”結社”の”盟主”や他の”蛇の使徒”達の居場所を知ったのよ!?」

セリーヌは血相を変えて尋ねたその時

「―――それは私が改めて忠誠を誓ったリウイ陛下達に”盟主”達の居場所を教えたからですよ。」

何とリアンヌが転移でその場に現れた!



「な―――――」

「ほえっ!?何でレグラムの石像と同じ姿や容姿をしているの!?」

「ば、馬鹿な……その容姿と姿は……!」

「”槍の聖女”じゃと!?」

リアンヌの容姿や姿を見たラウラは絶句し、ミリアムとユーシス、ヴァンダイク学院長は信じられない表情をし

「”結社”の”蛇の使徒”の第七柱にして、”結社最強”の使い手――――”鋼の聖女”アリアンロード!まさかアンタがメンフィルに寝返ったって言うの!?」

「ええっ!?あ、あのクロチルダさんと同じ”結社”の……!?」

「それ以前に貴女は本物”槍の聖女”なのだろうか……?」

セリーヌの声を聞いたエリオットは驚き、ガイウスは目を丸くしてリアンヌを見つめた。



「……―――久しいですね、”灰の騎神ヴァリマール”。」

するとその時リアンヌは静かな笑みを浮かべてヴァリマールを見つめ

「りあんぬカ。250年ト128日前ブリダナ。」

「何だって!?じゃあ目の前の人は……!」

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