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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第148話
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アリサ…………」

「リィン……私も愛しているわ……!ん…………」

(えへへ、よかったね、アリサ♪)

(うふふ、アリサの判断は間違っていないわね♪)

(ふふふ、全く持ってその通りですね。)

(普通の女の子なら誰でも焦るでしょうね……)

(ア、アハハ……”あの件”は私も要因の一つですから、私は何も言えませんわね……)

(……マスターはアリサ・ラインフォルトを含めたマスターを想う女性達の寛大な心に感謝すべきですね。)

二人が深い口付けを交わしている中、ミルモやベルフェゴール、リザイラは微笑ましそうに見守り、アイドスとメサイアは苦笑し、アルティナはジト目になっていた。



「はは……何度もしているとはいえ、やっぱりちょっと照れるな。みんなで過ごした場所で、こんな……」

「ふふっ……私も。何度も身体も重ねたはずなのに、あの旧校舎のとき以上に恥ずかしくてたまらないわ。」

「あ………………」

アリサの言葉を聞いた瞬間、アリサと愛し合った日々を思い出したリィンは強い興奮を覚えた。



「やだ……今の言葉だけで興奮しちゃったの?」

「す、すまない……」

「フフ、気にしないで。それに私も今夜は貴方と一緒に夜を過ごすつもりだったから……」

「アリサ…………その、ここだといつみんなが来るかわからないし、俺の部屋に行くか?」

「うん……っ!」

(うふふ、今夜は結界日和ね〜♪)

(そんな言葉はありませんわよ……)

アリサと手を繋いで自分の部屋に入るリィンの様子を微笑ましく見守りながら、二人が部屋に入った瞬間結界を展開するベルフェゴールの念話を聞いたメサイアは疲れた表情で指摘した。



その後互いを何度も求め合った二人は生まれたままの姿で互いを抱きしめ合いながら夜を過ごし、翌朝目覚めたカレイジャスに向かって行った。
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