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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第147話
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は戸惑うばかりだったけど…………君がここまで導いてくれたから、俺も起動者としての”使命”を果たそうと思えたんだ。」

「……リィン、さん…………」

「………………」

エマが自分を見つめている中、次の答えを言うのを躊躇っていたリィンはふとアンゼリカの言葉を思い出した。





重婚は本人達が納得しているのなら、別に気にする必要はないと思うよ?というかそこまで寛大な心を持つ女性達全員を愛して幸せにする事が多くの女性達に想いを寄せられている者の義務だと思うね♪





「好きだ―――エマ。この先、どんな運命が待っていようとも構わない。エマやアリサ達と一緒なら、俺は自信を持って歩いていける。その……多くの女性と付き合っている俺が言うのは色々と間違っているかもしれないが、これからも一緒に来てくれるか?」

「…………リィンさん…………はい……!喜んで……!」

リィンの告白に嬉しそうな表情で頷いたエマはリィンに近づいてリィンを抱きしめ、リィンもエマを抱きしめ返した。

(他にも可愛い女の子たちを侍らせておいて、よくエマに告白できるワね……)

(そう言えば……ご主人様が自ら告白したのは彼女が”初めて”なのでは?)

(言われてみればそうね……うふふ、よかったわね♪貴女もご主人様の”初めて”になれたじゃない♪)

(アリサさん達がこの事を知ったら更に怒るでしょうね……)

(まあ、リィンの告白を待たずに自ら動いたアリサ達の判断も間違ってはいないけど、告白を”する”と”される”は全然違うからね……)

(どちらにしても、マスターがまた”罪”を増やした事には違いありませんが。)

二人の様子を見守っているヴァレフォルはジト目になり、ある事を思い出したリザイラの念話を聞いたベルフェゴールは目を丸くした後微笑み、メサイアとアイドスは苦笑し、アルティナは呆れた表情をしていた。



「ふふっ……姉さんや婆様も驚くかもしれませんね。私が選んだ道は……魔女としては未熟極まりないでしょうから。」

「……構うもんか。示し続けていこう……俺達が、俺達らしくあれる道を。」

「はいっ……!リィンさん…………」

リィンの言葉に嬉しそうな表情で頷いたエマはキスをねだるかの目をつぶり

「エマ…………」

エマの求めに応じたリィンはエマと口付けをした。互いを抱きしめ合って口付けをしているリィンはエマの豊満な胸を押し付けられている感触にも気付くと強い興奮を覚えた。



「あ……その……リィンさん…………」

リィンと体を密着している事でリィンが自分に興奮している事に気付いたエマは顔を真っ赤にし

「ご、ごめん。すぐに離れるから。」

リィンはエマから離れようとしたがエ
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