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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第146話
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フェゴールとリザイラは微笑ましそうに見守り、メサイアとアイドスは苦笑し、アルティナは呆れた表情をしていた。
「えええええええええええええええええええええええっ!?」
そして我に返ったリィンは驚きの表情で声をあげ
「むう……そんなに驚くなんて酷いよ、リィン君……」
トワは頬を膨らませてリィンを見つめた。
「うっ……す、すみません。……その、会長。お気持ちは嬉しいのですが俺には……」
「リィン君がアルフィン皇女殿下やアリサちゃん達と結婚しなければならない事はわかっているし、互いを思い合っている事もわかっているよ。……わたしね、本当はリィン君の事、諦めようとしていたんだ……でも、やっぱり諦められなくて……そのね、リィン君。本当に気が向いた時でいいから、わたしの事も愛してくれないかな……?リィン君に愛される事ができるのだったら、愛人でもいいよ……?」
トワは真っ赤になった顔で懇願するような表情をし
「会長……………………――――ありがとうございます、会長。アリサ達と……複数の女性と付き合っていて、外から見たらだらしのない男性にしか見えない俺の事を思ってくれて………………その、会長の添い遂げる相手が俺でよければ、よろこんで。それに会長を愛人なんて、そんな立場にはしないつもりです。アリサ達には後で話して……会長の事も許してもらおうと思っています。」
「リィン君……!嬉しい……!ん………」
(トワ会長…………)
リィンの答えを聞いたトワは涙を流しながら微笑んで、背伸びをして自らの唇をリィンの唇に押し付けた。そしてリィンとの口付けを終えたトワは何と自らの服を脱ぎだした。
「ええっ!?ト、トワ会長!?一体何を……!?」
トワの突然の行動にリィンは驚き
(あらあら♪これは結界が必要ね♪)
「ベ、ベルフェゴール…………」
ベルフェゴールが展開した結界に気付いたリィンは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「リィン君………その……どうかな?」
「ど、どうと言われましても……その、どうして突然こんな行動を?」
顔を真っ赤にしている下着姿のトワに問いかけられたリィンは答えに詰まった後戸惑いの表情で尋ねた。
「アンちゃんから既に恋人がたくさんいるリィン君にはこのくらいしないと、既にリィン君と何度も”している”アリサちゃん達と並べないって……」
(ア、アンゼリカ先輩……!なんてことを会長に吹きこんでいるんですか!?というか、何で知っているんですか!?)
トワの話を聞いたリィンはトワの背後で『据え膳食わぬは男の恥だよ、リィン君』と言ってウインクをして親指を立てているアンゼリカの幻影が見える錯覚に陥った。するとその時トワがリィンに抱き
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