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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第143話
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めてお礼を言わなければなりませんね、兄様。」
「ああ、そうだな。」
ミリアムの推測を聞いたアリサは目を丸くして真剣な表情をしているユーシスと共に頷き、ラウラの言葉に続いたエリスの言葉にリィンは静かな笑みを浮かべて頷き
「「………………」」
その様子をシグルーンとゲルドは静かな表情で見守っていた。
「そうだ……帝都と言えば、帝都近郊にあるカレル離宮にいる父さん達を助けないと……!」
「内戦への直接介入を控えていた僕達ができるとすれば、陛下達やレーグニッツ知事閣下の救出だね。」
「うん!学院の関係者は何としても保護する――だね!」
ある事を思い出したマキアスの言葉に続いたジョルジュの言葉にトワは嬉しそうな表情で頷き
「問題は以前のメンフィルによる襲撃を受けて、エリスを奪われた事によって幽閉場所がメンフィルにバレた影響で幽閉場所を変えられていないかだね。」
「確かに私達が陛下達を取り戻す為に動く事は向こうも想定しているだろうからね。」
「あ……あ、あの………お父様達は今もカレル離宮にいるのですか……?」
フィーの推測に続いたアンゼリカの話を聞いたアルフィン皇女は不安そうな表情で尋ね
「……はい、殿下。情報局の調査ではメンフィルの襲撃以降も変わっていないとの事です。」
クレア大尉は静かな表情で答えた。
「そうですか……それで帝都制圧の可能性が出て来た今、正規軍は今後どうされるのですか?」
クレア大尉の答えを聞いて安堵の表情をしたアルフィン皇女は真剣な表情で尋ねたが
「…………………………」
スクリーンに映っている全員は黙り込み
「ちょっと?何でそこで黙るのよ。」
クレア大尉達の様子を見たセリーヌは不思議そうな表情で尋ねた。
「……その件については明日皆さんにお知らせしますので、私達はこれで失礼します。」
「……エリオット、今のお前なら大丈夫だと父さんは信じているぞ。」
そしてクレア大尉は静かな表情で答え、クレイグ中将は重々しい口調で呟いた後ナイトハルト少佐達と共にスクリーンから姿を消した。
「……さっきの父さんの言葉はどういう意味なんだろう……?」
スクリーンからクレア大尉達が消えた後エリオットは考え込み
「それにクレア大尉達の様子もどことなく変でしたわよね……?」
「そうだね〜。あのクレアが時間を遅らせて情報を渡すなんて今までなかったよ〜?」
セレーネとミリアムもそれぞれ考え込んでいた。
「……色々と疑問に思う事はあるかもしれませんが、クレア大尉が仰ったように明日になればわかるのですから、今は悲願を果たした事を素直に喜ぶべきだと思いますわよ。」
「うん……それにも
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