第3話
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ルだし〜。リーシャが胸を揉ませてくれたら少しは考えるかもしれないけど〜。」
「も、揉ませませんっ!」
「はあ、まったく君ときたら………」
そしてイリアの話を聞いたリーシャは慌てた様子で両手で胸をかばい、劇団長は呆れ
(な、なんか舞台の上とのギャップが………)
(微妙にオジサンっぽいです………)
(クスクス、レンと同じで仕事とプライベートをハッキリと切り分けていタイプね。)
(うーん………女傑らしいのは知ってたけど。)
(いや〜、強烈な人だよなぁ。)
プライベートの時のイリアの様子が舞台の時の様子とのギャップがあまりにも違う事にロイド達はそれぞれ戸惑ったり、興味ありげな表情でイリアを見つめていた。
「す、すみません皆さん。何とか説得してみますからロイドさん達は控え室にでも………」
そしてリーシャがロイド達に謝罪したその時
「あら………?」
何かに気付いたイリアがロイドに近づき、ロイドをじっと見た。
「えっ………」
「イリアさん………?」
「ロイドって――――今、そう言ってたわね。ひょっとしてあなたのこと?」
「え、ええ………まあ。(近い、近すぎるって………!)」
イリアに尋ねられたロイドは内心慌てた様子で答え
「フルネームは?」
「その………ロイド・バニングスですが。」
イリアに尋ねられたロイドが名前を名乗った時
「あはは、やっぱり!」
何とイリアは嬉しそうな様子で笑った後ロイドに抱き付いた!
「!!!???」
イリアの行動にロイドは混乱し
「………!?」
「ええっ!?」
「おいおいおいおい………!」
「あら♪なんだか興味深い展開になってきたわね♪」
ティオとエリィはそれぞれ驚き、ランディは目を細め、レンは小悪魔な笑みを浮かべて一瞬の早業で携帯型の導力ビデオを取り出して二人の様子を録画し
「イ、イリアさん!?」
「な、何をしてるのかね!?」
リーシャと劇団長は驚いて声を上げた。
「いや〜、世間は狭いわねぇ!まさか噂の弟君とこうして会えるなんて!そう言えば、警察に入ったって聞いたことがあったっけ………ふふ、聞いていたイメージとホントそっくりじゃないの!?」
「あ、あの………ひょっとして。イリアさん………セシル姉の知り合いだったり?」
イリアの話を聞いてある事に気づいたロイドは戸惑った様子で尋ねた。
「セシルはあたしの親友よ。日曜学校以来だからもう10年以上になるわね。」
「な、なるほど………」
そしてイリアはロイドから離れると自己紹介をした。
「ふふ……改めて自己紹介するわね。イリア・プラティエ―
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