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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜プリネの助言〜
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事は既に決定していますのでその点についてはご安心下さい。何かわかり次第私かツーヤが大尉のARCUSに連絡致しますので、連絡先の交換をこの場でさせて頂いてもよろしいですか?」
「はい、是非お願いします。」
そしてプリネ達は互いの連絡先を交換し合った。
「…………プリネ姫。先程の話とは関係のない話になってしまいますが帝都制圧時”C”やカイエン公達はどうなったのか、もしよろしければ教えて頂きたいのですが……」
プリネ達と連絡先の交換をし終えたクレア大尉は複雑そうな表情で尋ねた。
「……帝都防衛についていたオーレリア将軍とウォレス准将については自分達が率いる兵達を全員失っていながらも激しい抵抗をし続け、その結果連合軍によって討ち取られました。」
「なっ!?”黄金の羅刹”と”黒旋風”をですか!?討ち取ったのはファーミシルス大将軍のようなメンフィルの名のある将でしょうか?」
「ええ。ただ、オーレリア将軍はメンフィルの将が討ち取りましたが、ウォレス准将はクロスベルの将――――ガルムス・グリズラー元帥によって討ち取られました。」
驚いているクレア大尉にプリネは静かな表情で説明した。
「ガルムス・グリズラー……例のクロスベル襲撃の際に”六銃士”達の援軍に現れ、”赤の
戦鬼
(
オーガロッソ
)
”相手にたった一人で圧勝したという報告は聞いていますが…………それで”C”達は?」
「クロウさ―――いえ、”帝国解放戦線”リーダー”C”は帝都制圧時にカイエン公や”蒼の深淵”共々拘束され、現在は拘禁されています。激しい抵抗をしようとしたそうですが、エリゼさんに無力化されたとの事です。」
「エリゼさんが…………”C”を拘束したという事は”蒼の騎神”も無力化したのですか?」
ツーヤの説明を聞いたクレア大尉は目を丸くした後ある事が気になり、不思議そうな表情で尋ねた。
「……実はその事なのですが――――」
そしてプリネとツーヤは”蒼の騎神”がクロスベル解放の前に既にロイド達”特務支援課”や彼らに協力する者達の手によって破壊された事を説明した。
「そう………だったのですか。そんなにも早い時期に”蒼の騎神”が破壊されていたのですね……リィンさん達に協力しているシグルーン中将閣下はその事は?」
事情を聞き終えたクレア大尉は複雑そうな表情をした後ある事に気付いてプリネに尋ねた。
「勿論知らされています。リィンさん達に黙っていた理由はメンフィル、クロスベルの双方にとって秘匿とすべき情報だったからです。――――エレボニア帝国侵攻時貴族連―――いえ、”C”に”蒼の騎神”の破壊を悟られ、それを知った”蒼の深淵”やカイエン公達と共に行方を眩まさせない為に敢えて黙っていたとの事です。」
「……
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