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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜黄金の羅刹の最後〜
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ルは厳しい表情をし、ファーミシルスは苦笑しながらシュピーゲルを見つめ

「……なるほど。”獅子戦役”と状況が類似しているこの内戦を利用しようとしていたのか。」

「今回の内戦で活躍した所でマスターが為した偉業を超えられる訳がありませんわ。まさか領邦軍きっての”英雄”がそのような無謀な事を考えていたとは……」

アイネスは真剣な表情で推測し、エンネアは侮蔑の視線をシュピーゲルに視線を向けていた。



「そのために私はアルゼイドとヴァンダールの二大流派を修めた…………本来なら師たる”隻眼”と”光の剣匠”を手始めに倒す事を目標としていたが……気が変わった!―――”槍の聖女”!250年前の人物であるそなたが何故今の時代に存在し、メンフィルに降っているかは知らぬがそのような些細な事はどうでもいい!私が求める”史上最強”であるそなたを超える為にも今ここでそなたを討つ!!」

そしてシュピーゲルの操縦席にいるオーレリア将軍は操縦でシュピーゲルが持つ剣をリアンヌに向けて闘志を燃やしたが

「―――それが貴族連合に加担した貴女の”理由”ですか。力に酔いしれ、そのような愚かな理想の為だけに民達を苦しめ続けたばかりか多くの犠牲者も出す事になってしまった内戦を引き起こした愚か者達についた事、師であるお二方が知ればさぞ嘆く事でしょうね。」

「何……?」

リアンヌが静かな表情で呟いた言葉を聞き、眉を顰めた。



「貴女を歪ませる事となってしまった”原因”である私が責任を持って、今ここで貴女を討ちます。覚悟はよろしいですね?」

リアンヌは全身から膨大な闘気を溢れだして騎兵槍(ランス)を構え

「クク、望む所だ!()くぞ、”槍の聖女”―――――ッ!!」

シュピーゲルはリアンヌに一気に詰め寄って剣を振り下ろした!



「遅い――――」

しかしリアンヌは最小限の動きで攻撃を回避した後跳躍して超高速の連続突きを放った!

「な―――――クッ……!?」

放たれた連続突きに対し、シュピーゲルは即座に剣で防御し続けたが

「セイッ!!」

「しまった!?」

連続突きの最後の一撃を受け、剣は真っ二つに折れた!



「この聖技にて全てを決します!ハァァァァァァァァ………!!陛下達の道は私が切り開く!」

「グゥゥゥゥッ!?何という闘気……!これが”槍の聖女”の”力”か……!」

槍を天へと掲げて膨大な闘気や聖気が籠った竜巻を発生させたリアンヌは竜巻をシュピーゲルに叩きこんでシュピーゲルを怯ませ

「これで………終わりです!」

シュピーゲルを怯ませたリアンヌは突撃の構えをし、そして!

「聖技――――グランドクロス!!」

一気にシュピーゲルに詰め寄ってシュピー
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