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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜ノルティアの陥落〜
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魔導技術の最先端の大国で有名だが、どうやら遥か昔と比べると技術力は落ちているようだな……」
エフラムは静かな表情で推測した。
「そ、そんな………生身で”ヘクトル”を圧倒するなんて……!?」
「な、何なんだよ、あの女と人形は!?」
「侯爵閣下――――ッ!」
領邦軍の兵士達は二人の強さに信じられない思いを抱えたり、ログナー侯爵を応援していた。
「…………フフッ、あの方達が”赤い星座”や”黒月”、そして”結社”によるクロスベル襲撃時に”六銃士”の方々に助力し、見事撃退した方達ですか……確かにあれ程の使い手が10人以上もいる上、”第四機甲師団”をも圧倒した”六銃士”によって鍛えられた警備隊もいれば、”結社”の猟兵達もそうですが”赤い星座”や”黒月”も返り討ちにあったのも納得ですね。」
一方別の場所から戦いの様子を見守っていたシャロンは静かな笑みを浮かべ
「…………お嬢様達にとってはお辛い結果となってしまいましたわね…………」
そしてアリサやリィン達の顔を思い浮かべて複雑そうな表情をした。
その後エイフェリアは魔導槍や魔導鎧による砲撃を巧みに扱い、リューンは魔術やアーツで援護しながらヘクトルを追い詰めて行った。
「はあ……はあ……はあ……っ!これがクロスベル帝国の”力”か……!」
ヘクトルからは疲弊した様子のログナー侯爵の声が聞こえ
「―――まだやるのか、ログナー侯!?今までの戦いでわらわ達クロスベル帝国の”力”は十分理解したであろう!」
「とっとと負けを認めて降参した方が貴方の身の為ですのっ!」
エイフェリアとリューンはそれぞれログナー侯爵に対し、降伏勧告をした。
「笑止!帝国の資産を凍結し、帝国中の経済に甚大な被害を与えた上ガレリア要塞や我がエレボニア帝国軍を消滅させたクロスベルに誇り高き帝国貴族―――それも”四大名門”の当主の一人である私が例え不利な状況であろうと負けを認める訳にはいかんっ!」
「やれやれ……愛国心や頑固な性格もガルムスに似ているな……」
「案外気があうかもしれませんですの。」
ヘクトルから聞こえて来たログナー侯爵の声を聞いたエイフェリアとリューンは呆れたがすぐに気を取り直して戦闘を再開した。
「粉々になれぃっ!!」
そしてヘクトルは両肩に付いている砲口から砲撃を次々と行い
「リューン、結界を張れ!」
「はいですのっ!」
リューンはエイフェリアの指示によってドーム型の結界を展開して砲撃を防いでいた。
「魔力転換……砲撃開始!!」
「な―――ぐあああああああっ!?」
二人を包む結界に砲撃していたヘクトルだったがエイフェリアが魔導鎧から
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