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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜ノルティアの陥落〜
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やれ……本来こう言った暑苦しい役割はガルムスなのだがな…………―――仕方ない。」
するとその時エイフェリアは疲れた表情で呟いた後表情を引き締めて歩き出し
「エイダ様!?まさか一騎打ちに応えるつもりなんですの!?」
エイフェリアの様子を見たリューンは信じられない表情で尋ねた。
「後々”しこり”を残さない為にも一騎打ちには応えてやった方がいいだろう。リューン、お前にも手伝ってもらうぞ。」
「ハア〜……わかりましたの。エイダ様がそう決めたのなら、さっさと片付けますの!」
そしてエイフェリアはリューンと共にヘクトルと対峙した。
「―――聞こえるか、ログナー侯!わらわはクロスベル帝国軍の将の一人、エイフェリア・プラダ!此度のノルティア州侵攻のクロスベル帝国軍を率いる者にしてノルティア州の統括領主になる予定の者だ!」
「な――――貴様のような小娘がクロスベル帝国の将……それもノルティアの統括領主になるだと!?」
エイフェリアの言葉を聞いたヘクトルから信じられない様子のログナー侯爵の声が聞こえて来た。
「貴殿の希望通り、一騎打ちには応えてやる!―――ただし、こちらにも条件がある!」
「何……?その条件とは一体何だ。」
「それはエイダ様の”魔導功殻”であるこのわたくし――――リューンがマスターであるエイダ様と一緒に戦う事ですの!!」
「なっ!?に、人形が喋っただと!?」
エイフェリアの傍で声を上げたリューンに気付いたログナー侯爵は信じられない表情で声を上げた。
「こぉぉらぁぁぁ――――ッ!わたくしは人形ではなく”魔導功殻”ですのっ!よぉぉっく、覚えておきやがれですのっ!!」
するとリューンはヘクトルを睨んで声をあげ
「話が進まないからリューン、今は黙っていてくれ。―――ログナー侯爵!わらわは貴殿のように”機甲兵”を操縦しない代わりにこの身でリューンと共に貴殿と戦う!それが一騎打ちの条件だ!」
エイフェリアは疲れた表情で指摘した後ヘクトルを睨んで言った。
「なっ!?そんな人形と生身でこのヘクトルに勝てると本気で思っているのか!?」
「フッ、そのような鉄屑、ノイアスと比べれば天と地の差の上、わらわ自身が身体を動かして戦った方が機甲兵を操縦するよりずっと戦いやすいのでな!そのような鉄屑を操縦して戦う貴殿のような軟弱者ではない故、わらわに機甲兵は必要ない!」
驚いているログナー侯爵に対し、エイフェリアは口元に笑みを浮かべて挑発した。
「何だと!?―――いいだろう!この”ヘクトル”で纏めて叩き潰してくれる!」
「リューン、援護は任せる!」
「はいですのっ!」
そしてエイフェリアとリューンはそれぞれが持つA
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