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春の歩道
8部分:第八章
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 けれどロミオを探していつも求めて

 僕を勝手にロミオにして恋焦がれる

 ロミオじゃない僕はそれに戸惑うけれど

 実は悪い気はしないもの

 恋に恋する彼女に捧げるものは何かというと

 恋愛という一輪の花  それを心に捧げたい

 
 ロミオはもういないのにロミオのことを考えて

 何かというと言うのは恋愛ばかりな彼女

 何も見えない盲目のジュリエット

 恋が欲しくて  恋に愛を向けて

 実はロミオよりも恋愛を見てばかり

 ロミオと恋愛を勘違いして求めてる

 それで僕は彼女にとっては都合よく

 ロミオにされていつも慕われている

 悪い気はしないものさ
 
 恋を見てみた彼女に贈るものは一つだけ

 恋愛という僕の心  それを彼女の心に


 ロミオじゃない僕はそれに戸惑うけれど

 実は悪い気はしないもの

 恋に恋する彼女に捧げるものは何かというと

 恋愛という一輪の花  それを心に捧げたい

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