第133話
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聞いております。」
「あの時は本当にありがとうございました……今こうして生きていられるのもイオン様のお陰です。」
「またこうして会えるとは思わなかったぜ。」
「お久しぶりですの、イオンさん!」
ジェイドとティアはそれぞれ会釈をし、ガイは懐かしそうな表情で嬉しそうな表情をしているミュウと共にイオンを見つめた。
「ええ、またこうして皆さんとお会いできるなんて本当に嬉しいです。しかし……周りの空間の事といい、ゼムリア大陸とゼムリア大陸とは異なる世界の人々が揃っている所を見るとどうやら尋常ではない事が起こったようですね?」
「はい。詳しい事情については私の方から説明させて頂きます、ジュエ卿。」
イオンの話に頷いたリースは前に出てイオンを見つめ
「!まさか貴女は……ルフィナの妹君ですか?」
「……姉の事をご存知でしたか。―――ご挨拶が遅れて申し訳ありません。お初にお目にかかります、”守護騎士”第七位”七の導師”イオン・ジュエ卿。私は第五位”外法狩り”ケビン・グラハムの”従騎士”リース・アルジェントと申します―――――」
その後リース達は事情をイオンに説明し、初対面の者達は自己紹介をした。
「そうですか……まさかそのような事態に陥っていたとは。―――状況はわかりました。僕も星杯騎士団に所属する者として……そしてルーク達の仲間として今後の探索に協力させて頂きますのでよろしくお願いします。」
「イオン……」
「……こちらこそよろしくお願いします。所でティアさん達の話によるとジュエ卿はティアさん達の世界の宗教―――”ローレライ教団”の最高指導者である”導師”の”レプリカ”という存在であり、ティアさん達の世界では既に死亡したと伺っているのですが……」
「既にそこまで聞いていましたか。ええ、そうです。あの時僕は死亡したのですが……気が付けばアリエッタと共にアルテリアの郊外の森に倒れていたんです。」
「え……アリエッタと一緒にですか??」
「アリエッタが死んだのはチーグルの森での決闘の時だからおかしくないか?」
「そうですわね……死亡した時期が一致しませんし。」
リースの質問に答えたイオンの答えを聞いたアニスは不思議そうな表情をし、ガイの疑問にナタリアは頷き
「ラルゴ。あの時貴方はアリエッタの遺体と共に姿を消しましたが……アリエッタの遺体は結局どうしたのですか?」
「……間違いなく俺の手でアリエッタが作ったライガクイーンの墓の隣にアリエッタの遺体を埋めた。」
「ライガクイーン……俺達が殺したあの魔獣か………」
「みゅ〜………」
「……………」
ジェイドの質問に答えたバダックの答えを聞いたルー
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