異伝〜遥かなる記憶 最終話〜(5章開始)
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を浮かべ、さらに目をどす黒く濁らせ、守護騎士セルナートを見上げて答えた。
「―――”守護騎士”第五位、謹んで拝命させてもらいます。さっそく今日からでも仕事を回してくれて結構ですわ。」
「………そうか………わかった、そう取り計らおう。」
ケビンの疑問に守護騎士セルナートは重々しく頷いて答えた。
「ああ、回すんならなるべくハードなのを頼みます。おっと………それから渾名でしたっけ?うーん、そやな………」
守護騎士セルナートに頼みごとをしたケビンは考え込んだ後
「”外法狩り”―――そんな感じで行くとしますわ。」
自分がこれから名乗る渾名――”外法狩り”を口にした。
ここからが”外法狩り”ケビン・グラハムの始まりであった……………
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