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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第137話
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に勝負を決めます!」
仲間達と共に戦っていたエマはある決断をしてラウラとセレーネに指示をし
「承知!」
「はい!ハァァァァァ…………!」
指示をされたラウラは敵から距離を取ってその場で集中し始め、セレーネは口に雷光のエネルギーを溜め込み始めた。
「ゲルドさんは―――」
そしてエマがゲルドに指示をしようとしたその時
「白き慈悲よ、
生命
(
いのち
)
の息吹を今ここに――――テレシア!!」
エマに指示される前に”予知能力”でエマの自分に対する指示がわかっていた為、既に詠唱を終えていたゲルドが最高位の治癒魔術でエマの体力と共に霊力を完全回復させた。
「……これでいいのでしょう?」
「はい、ありがとうございます!万物の祖たる七耀の力よ……」
そしてエマが魔導杖を構えて集中し始めたその時!
「スウァフルラーメよ!今こそ真の力をここに示せ!黄金の
勝利
(
ティルヴィング
)
―――――ッ!!」
「女王惑星轟雷爆撃(クイーンプラネットサンダースパーク )―――――ッ!!」
「――――――!!!??」
ラウラは黄金に輝かせている魔剣を振るって巨大な黄金の道を解き放ち、セレーネは口から膨大な魔力が込められた雷光のエネルギーを敵に叩きつけ、2種類の究極の攻撃を受けた敵は悲鳴を上げながら怯んだが周囲の霊力を再び吸収して自己再生をしようとした。
「(”刻”の歌……!)――――♪」
「!!??」
しかしゲルドが発動した”共鳴魔法”―――刻の歌・タイムストップによって全ての動きが封じられてしまい、その際に自己再生も中断させられた。するとその時
「今こそゼムリアの悪に制裁を与えよ!セプトクライシス!!」
エマが発動した空の女神より授かりし
伝説魔法
(
レジェンドアーツ
)
が発動した事によって戦場に七色の球体が現れ、球体は一斉に光ると共に膨大なエネルギーが敵に襲い掛かり、戦場全体を虹色に輝かせる程の巨大な柱が発生した!
「―――――!!!!??」
エマのSクラフト―――セプトクライシスによって凄まじいダメージを受けた敵―――グリアノス・アウラは悲鳴を上げながら元の小鳥の姿―――グリアノスに戻った!
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