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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜クロスベル帝国〜
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イス達の仲間達は全員その場で跪いた!



「なっ……!?」

「”王”への謁見みたいな状態になってやがるな……」

その様子を見ていたダドリーは驚き、セルゲイは目を細めた。



「――――これよりメンフィル帝国軍と共にカルバード共和国に侵攻する!なお、エレボニア帝国への侵攻する時期は予定より遅らせる事となった為、後にエレボニア帝国侵攻を担当する者達に知らせる!」

「全員の力が必要だ!お前らの力、期待しているぜ!」

「ハッ!!」

ヴァイスとギュランドロスの宣言にリセル達はそれぞれ大声で答えた!

「なっ!?」

「い、いくらなんでも早すぎるわ……!」

「おいおい……マジで今からカルバードに戦争を仕掛けるのかい?」

「クロスベルの復興すらまだなのに……」

二人の宣言を聞いたロイドとエリィは驚き、ワジは真剣な表情になり、リーシャは不安そうな表情で呟いた。



「フフ、僭越ながらリウイ・マーシルンとペテレーネ・セラの次女、レン・H・マーシルン……我が兄であり、現メンフィル皇帝シルヴァンに代わりましてお二方の即位を祝福させて頂きます。――――おめでとうございます。」

その時レンは上品な微笑みを浮かべてヴァイス達に会釈をした。

「―――感謝する、レン姫。……………では早速皆に指示を与える!クライス、ラクリール、エア=シアル、ネネカ、アルフィミア!お前達はカルバードに侵攻するギュランドロス達と共に戦え!」

「フン、いいだろう!屑共に俺の力を見せつけてやろう!」

「我が武にて必ずや勝利を奉げましょう!」

「絶対的な”竜”の力………我が友であるお前の為に存分に振るってやろう……!」

「ネネカに任せろ!」

「了解した。」

「―――当然、お前達は俺と一緒にカルバードに殴り込みだ!ルイーネ、エルミナ、パティ!」

「はい、了解しました♪」

「我が策にて必ずギュランドロス様に勝利を奉げてみせます!」

「アハハ!ユン・ガソルの時を思い出すね!」

「フェルアノ、エルファティシア、マルギレッタ!お前達はクロスベルの各組織と協力してクロスベルの復興並びに防衛に当たれ!」

「フフ、相変わらず人使いが荒いわね。……ま、この私がいるのだから、復興なんてすぐに終わらせてあげるわ。」

「ま、妥当な判断ね。私は守る方が得意だし。」

「傷ついた人達はみんな助けます……!」

「メイメイ、ミスティ、リ・アネス!お前達はそれぞれ協力してフェルアノ達の補佐をしてやれ!」

「ハッ!お任せ下さい!」

「ご主人様の御心のままに……」

「マルギレッタ様達は私達が必ず支えます!ですので貴方達は安心して”覇道”を歩んで下さい!」


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