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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜蒼の騎神の最後〜
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彼にもきっと深い”闇”があったのでしょうね……」
セティ、シャマーラ、エリナは複雑そうな表情で呟いた。
「……なるほどな。政財界に国際情勢、警察にギルド、様々な裏事情にも通じている人物か。あの先生がその気になれば確かに全てを段取れただろう。問題は動機だが……今はそれどころじゃなさそうだ。――――局長、ギュランドロス司令。”あれら”も”今後の為に”貴方達が用意したのですか?」
セルゲイは疲れた表情で溜息を吐いた後目を細めてある方向に視線を向け
「え―――――――」
セルゲイが視線を向けた方向にロイド達も見た。そこには魔導戦艦や魔導兵器、そして”歪竜”の軍団が空に浮かんでいた!
「な、な、な……!?」
「魔導戦艦!?それにあの竜は一体……!?」
それを見たダドリーは口をパクパクさせ、ロカは厳しい表情で声を上げ
「あ、あれは”神機”を破壊した…………!」
「オイオイオイ……!あんなのありかよ!?」
「あんな兵器がゼムリア大陸で暴れ回れれば………」
ノエルは表情を青褪めさせ、ランディは厳しい表情で叫び、ティオは不安そうな表情になり
「やれやれ……参ったね…………まさか本当に”竜”を……しかもあれほどの数を量産する技術が異世界にあるとはね……」
「これが異世界の技術……」
「……………あの”竜”達は感じる力からして確実に我が同胞である”レグナート”の上を行っているな…………」
ワジは溜息を吐いた後ルフィナと共に真剣な表情になり、ツァイトは厳しい表情で言った。
「ヴァイス様!!」
するとその時漆黒の軍服やドレス、鎧を身につけた黒髪の女性を始めとしたヴァイス達―――”六銃士”の多くの仲間達が次々と現れた……………!
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