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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第132話
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して世界を好き放題にするという事ね……!ならば私は”軍神(マーズテリア)”の神官戦士として、マーズテリアの名のもとに貴方達を滅します!」

イアンはロイド達に説明し、説明を聞いたルフィナとロカは厳しい表情で声を上げ

(そんな事をしようとしてももう無駄だよ……キーアがそんな事、させないし……エイドスやフィーナ、ミントだっているからいくらやっても無駄だよ……)

イアンの話を聞いたキーアは目を伏せて黙り込んでいた。



「い、いったい何を…………」

「ワケ判らなさぎだろ……!」

一方ティオは戸惑い、ランディは目を細めて言った。

「ホントそうだよねー。でも楽しければそれでいいんじゃない?」

「クク、まあ邪魔するつもりなら遠慮なく相手をしてやろう。これも契約の内だからな。」

「……こいつらの企みは知ったこっちゃないが……来るんなら今度こそ徹底的に潰してやるぜ………」

「ウフフ……それでは皆さん、御機嫌よう。―――それとお父様。今までお世話になりましたわ。単純で、ロマンチストで愚かしくはありましたけれど…………わたくし、お父様のことが決して嫌いではありませんでした。」

そしてマリアベル達の画面は消えた!



「……………ベル…………」

画面が消えるとディーターは呆けた声で呟いて地面に膝をついて顔を伏せ

「娘にまで利用された挙句、捨てられたか…………」

「本当に愚かな親子だぜ……」

その様子を見たヴァイスとギュランドロスは不愉快そうな表情で呟いた。



「フフ、役目が無ければ私も最後まで付き合うんだが…………まあ、せいぜい遠くの地で続報を聞かせてもらうとしよう。」

その時ノバルティスは口元に笑みを浮かべて装置を操作して、アイオーンを動かし始めた。

「ウフフ、そんな事をさせる訳がないでしょう♪」

するとその時、聞き覚えのある少女の声が聞こえた後大鎌がノバルティスの真上から飛んできて装置を持っているノバルティスの腕を斬りおとし、戻って行った!



「え―――――――」

その事に気付いたノバルティスは呆け

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア―――――ッ!?わ、私の腕が……!?」

斬りおとされた部分から大量の血を噴出させて悲鳴を上げた!その時レンを片手に乗せた”パテル=マテル”がノバルティスの側に着地した!

「あ――――」

「レ、レンさん!?」

それを見たロイドは呆け、ティオは驚きの表情で叫んだ。



「クスクス。みんな、オルキスタワーの攻略、お疲れ様♪まあ、その前に……邪魔者は消しておかないとね♪」

”パテル=マテル”の片腕に乗っているレンは微笑みながらロイド達を見つめた後飛び降り
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