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春の歩道
3部分:第三章
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界さ

 苦しみはいつもある  それが現実さ

 けれどそれだけじゃない  現実はそれだけじゃない

 それがいいのか悪いのかはわからない

 それでもそれが現実だから
 
 楽園がなくても歩いていけばいい

 ただそれだけのこと

 
 楽園なんかありはしないさ

 パラダイスは何処にもありはしない

 あるのは目の前にあること

 神様も助けてくれない  悪魔も誘惑しないよ

 それはおとぎ話

 けれど楽しみもある  そういう世界さ

 苦しみも楽しみも  現実の中にあるんだ

 それが神様と悪魔だっていうのなら

 それが現実だろうね

 楽園がなくても笑顔でいられる

 だからそれでいいさ


 それでもそれが現実だから
 
 楽園がなくても歩いていけばいい

 ただそれだけのこと

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