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「手を休めるな!
もう一度サイケこうせん!!」
スリーパー:「スリィ!」
カァッ
バシューン!
コジロウ:「おい!何もそこまで
攻撃する必要はないだろ!!」
シンジ:「、、、」
スッ
シンジは腰からモンスターボールを
取り出した。
ヒロシ:「あいつ、ゲットするつもりか、、」
コジロウ:「おいっ!ゲットされたら
細胞入手出来ないだろっ!!
どうにかして止めないと!!」
ヒロシ:「、、それはダメだっ」
コジロウ:「えっ!?、、”ダメだ”ってお前、
このままじゃお前らの計画が
台無しになるんだぞ!!」
ヒロシ:「トレーナーが野生ポケモンと
正式に戦闘してる以上、外部からの横入りは
バトルルールとして禁止されている。
悔しいけど、俺たちには
見ている事しか出来ない、、、」
コジロウ:「なっ!!、、、くっ!!
おいジャリボーイ!!お前も何か言えよ!
何さっきから黙ってるんだよ!?」
サトシ:「、、、」
ヒロシ:「、、、サトシ?」
サトシは反応せず、黙っていた。
15年ぶりに生でみたポケモン、メガヤンマ。
そして、そのメガヤンマが自分に心を
開いてくれたにも関わらず、
いくら正式なバトルと言えど
一方的な闘い方で
やられているメガヤンマを目にし、
何も出来ない自分を悔やんでいたのだ。
ましてや、その一方的な闘いをする相手が
自分の認めたかつてのライバルとすると、
悔しさだけでなく憤り(いきどおり)
さえも感じていた。
サトシ:「、、、くっ!」
ギリッ(拳)
”もし自分にポケモンが居たのなら、
メガヤンマにあそこまで痛い思いをさせずに
ゲット出来たかも知れない。”
サトシはシンジに口出しも出来ず、
ただ歯痒さ(はがゆさ)を
我慢するしかなかった。
シンジ:(まだ体力はあるか、、)
シュッ
シンジはモンスターボールを投げた。
ヒロシ:「!!」
コジロウ:「まずい!ゲットされちまう!」
サトシ:「、、、」
”メガヤンマがゲットされる”
皆の心に焦りがよぎる。
しかし、、、
ポワンッ
エアームド:「グォッ!」
ヒロシ:「!!」
コジロウ:「なにっ!!エアームド!?」
シンジが、投げたモンスターボールは
捕獲用ではなく、エアームドだった
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