北方作戦
第11話 北方作戦の前哨戦 U
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ちでも同じじゃ厄介だ……
座蒲郎「脱出は出来ないのか?」
長門『残念だが、我々ではせいぜい15ノットが限界だ!それでは脱出はまず無理だ、戦って活路を見出す他は無い!』
座蒲郎「くっ!」
脱出の案も出すけど、速力から考えるにそれは出来ないみたい。そうなるとやはり戦う他に道は無い……
無理をさせる訳には行かないけど、支援部隊を出しても間に合うとは思えない。……仕方ないか……
座蒲郎「敵の支援部隊は?」
長門「飛行場から飛び立ったと思しき敵機と奴が連れてる正規空母はいるが、我が方の戦闘機と対空射撃でどうにかなる!だが戦艦棲姫をどうするかだ!」
支援部隊の増派も考えたけど、それでは間に合わないと判断した俺は現在の状況を更に聞き、そして……
座蒲郎「分かった!ならまず空母とあきつ丸は護衛艦を付けて後方に下げ、艦載機による航空支援をさせろ!長門と陸奥はアイオワと共に戦艦棲姫と空母の気を引き、第三水戦はその隙をついて砲雷撃で敵を撹乱させろ!
尚、第三水戦は敵護衛艦を真っ先に潰せ!護衛艦を潰した後、戦艦棲姫と空母を挟み撃ちにして撃破しろ??
損害を受けた場合は煙幕を展開して戦線から離脱しろ!分かったな?」
長門『了解!』
決断した俺は長門にそう指示し、いざという時に備えての注意もした。
ーーーーーーーーーーーーーーー
……アナザーサイド……
長門「飛鷹と隼鷹とあきつ丸は護衛艦と共に後方へ退避して攻撃支援!
第三水戦は敵護衛艦を真っ先に潰せ!
私と陸奥とアイオワは敵主力艦を相手にする!
第三水戦は敵護衛艦を叩き潰した後に攻撃に参加!砲雷撃で撹乱せよ??」
『了解!』
長門から指示を受けた各艦は艦隊を再編成。
≪ザザ〜〜〜……≫
まずは飛鷹と隼鷹とあきつ丸が、練習巡2隻と駆逐艦4隻に護衛されながら後方へ退避。更に第三水戦が敵重巡と駆逐艦を攻撃する為に戦列から離れる。そして長門と陸奥とアイオワは単縦線を組んで突入、敵主力と艦隊決戦に持ち込む。
ーーーーーーーーーー
長門「敵主力捕捉!距離19000!」
即座に発進させた観測機からの報告の元、準備に取り掛かった。
長門「主砲、砲撃戦用意!戦艦棲姫に放火を集中!弾種徹甲弾??」
「「了解!」」
≪ガチャンッ…ゴゴゴゴゴ……≫
長門は陸奥とアイオワに指示を送り、砲撃戦に持ちかけるべく手っ取り早く砲弾を装填して3隻は主砲を旋回させる。
≪ゴゴゴゴゴゴ……≫
戦艦棲姫「アイアン…ボトム…サウンドニ…シズミナサイ……」
一方の戦艦棲姫も主砲を旋回させてはいるけれど、速度が遅く長門達と出遅れている。
≪ゴゴゴゴゴゴ……ガコンッ!≫
陸奥「こちら陸
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