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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第126話
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心配そうな表情で呟き、ツァイトとエリナは重々しい様子を纏って呟き、ティオは呆けた表情で黙り込んだ。



「ティオちゃん?」

「なんだ、どうした?」

その時ティオの様子に気付いたエリィとランディがティオを見つめて尋ねた。

「………中央広場から共鳴音が聞こえます。あの大鐘です。」

「ええ、私達にも聞こえました。」

「”僧院”の時と同じ音だよ!」

そしてティオとセティ、シャマーラはそれぞれ答え

「なに……!?」

答えを聞いたロイドは声を上げ

「……行ってみましょう。」

リーシャは真剣な表情で提案したその時、ガシャガシャと音が聞こえて来た!



「何だ、この音は……?」

「何かが近づいてきている……!?」

「――――来るわ。」

音を聞いたランディは眉を顰め、エリゼは警戒の表情をし、ロカが真剣な表情で忠告すると中央広場の方面から人形兵器が歩いてきた!



「”星見の塔”にいた……!?」

「錬金術によって創られたゴーレムか。」

人形兵器を見たエリィとツァイトは厳しい表情をし

「同じ魔導のゴーレムですが遥かに危険そうです……!」

ティオはロイド達に警告した。するとその時!

「ハァァァァ……ッ!!」

ルフィナが背後から奇襲し、人形兵器をあっという間に滅した!


「へ…………」

「あ、あら?あの方……リースさんに似ていないかしら?」

「ええ。それにあの容姿は確か”影の国”で見た…………」

「まさか…………」

「アッバス達と似ている騎士装束を纏っているって事はワジ、お前の知り合いか?」

ルフィナの登場にロイドは呆け、エリィは戸惑い、リタは静かな表情で頷いた後真剣な表情をし、ある事に気付いたティオは驚きの表情でルフィナを見つめ、ルフィナの服装を見て何かを察したランディはワジに視線を向け

「おいおい……何で6年前に死んで、死体もちゃんと埋葬されたはずの君が今この場にいるんだい?―――正騎士”千の腕”ルフィナ・アルジェント。」

ワジは戸惑いの表情で見つめて言った後真剣な表情でルフィナの名を口にした。



「ええっ!?じゃ、じゃあ目の前の方は既にこの世を去っているのですか!?」

「ま、まさか幽霊か不死者〜!?」

「い、いえ”死者”の気配を感じませんから目の前の方は”生者”です。」

ワジの言葉を聞いたセティは驚き、シャマーラの推測をエリナは戸惑いの表情で答え

「あら?”アルジェント”って事は……」

「まさか……リースさんの!?で、でも確かリースさんの話では彼女のお姉様は6年前に……」

「―――”千の腕”。私も聞いた事があります。ただ彼女は6年前に亡くな
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