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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第125話
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こえてきた。
「局長が教えてくれたんだよね〜。」
「局長………ヴァイスさんか!?何で彼がその事を……………って、しもうた!?そういやオレらと一緒に”影の王”と戦ったヴァイスさん達は”影の王”から”煉獄”での”あの件”を聞いたんやった……!?」
「恨みますよ、”影の王”………!あの時もっと痛めつけておくべきでした……!」
そして静かな笑みを浮かべて言ったワジが呟くとケビンは声を上げ、ケビンの声が聞こえた後怒っている様子のリースの声も聞こえ
「フフ、あまり二人を責めないであげて下さい。聖職者同士が結ばれる事はこの私が賛成している上祝福もしましたし。」
「へえ?よかったじゃないか。空の
女神
(
エイドス
)
直々が公認している上祝福までしてくれるカップルなんてこの世で君達だけだし、しかも教会は文句は言えない上、”星杯騎士”としても君達二人とも別れる訳にはいかなくなったよねえ?」
微笑みながら言ったエイドスの言葉を聞いたワジはニヤニヤさせながら言った。
「当たり前です!ケビンには私が”そこまでした”責任を取ってもらわなければならないんですからっ!!」
「リ、リースさん!」
「お、落ち着いて下さい!」
するとリースの怒鳴り声と慌てた様子の星杯騎士達の声が聞こえ
「リ、リースさん………」
取り乱した様子のリースの声を聞いたエリィは冷や汗をかいた。
「う”……………あ、あのエイドスさん。た、頼みますから、これ以上場をかき乱さんといて下さい……!今は戦闘中なのですし………」
そして唸った後焦った様子のケビンの声が聞こえ
「あら?空の女神(私)を信仰している貴方達が私に意見をするのですか?それに貴方達はフェミリンスさんの援護ですから余裕があるでしょう?しかも現在の戦いではフェミリンスさんが一人で押していますし。」
「う”……………」
からかいの表情のエイドスの言葉を聞いた後唸った様子のケビンの声が聞こえた。
「アハハハハハハハ!いや〜、まさに僕達に信仰されている貴女だからこそ許された特権だね♪」
二人の会話を聞いていたワジは大声で笑った後静かな笑みを浮かべ
「フフ、”空の女神”と呼ばれる事は大変不本意ですけど、そちらの方が過去から来ている私にとっては色々と便宜を図ってもらえて都合がいいですから活用しないと損でしょう?」
「確かにそうだね♪あ、どうせならさ。今回の件が全て終わった後にクロスベルの観光案内もしてあげようか?よければ良い所を紹介するよ?」
微笑みながら言ったエイドスの言葉を聞いたワジは口元に笑みを浮かべて答え
「まあ………それは良い提案ですね。全て終わって元の時代に帰る前にお父様達と一緒に家族旅行をして多くの
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