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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第125話
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情で溜息を吐き、そして不思議そうな表情で首を傾げた。



「……………………」

エイドスの言葉を聞いたアッバスは口を大きく開けたまま絶句し

「ああ、『その魂は空なる女神に、血肉は七耀に捧げるべし』だろ?いや〜、あれには僕も前からちょっとどうかと思っていたんだよね〜。じゃあこれからは貴女に僕達の魂や血肉とか捧げなくていいって訳だ?」

「ええ、そう言う事になりますね。」

ワジは口元に笑みを浮かべて頷いた後笑顔で答えた後尋ね、ワジの言葉にエイドスは頷き

「あ、どうせならさ。”七耀教会”の規則自体をもっと緩くしてくれるよう教会の偉いさん達に言ってくれないかい?例えば重婚とか。他の宗教は認めているのに、”七耀教会”だけ時代の流れについていかずに認めていないんだよね〜。」

「やっぱり七耀教会内でも疑問に思っている人はいたんですね。でしたら全て終わった後に七耀教会に色々と言わなければなりませんね♪」

「ちょっ、エイドスさん!?」

さらにワジは静かな笑みを浮かべて提案し、ワジの提案にエイドスは微笑みながら頷き、その後に慌てた様子のケビンの声が聞こえて来た。



「いい加減にしろ、ワジッ!!」

「おい、ワジ!よりにもよってこの方にとんでもない事ばかり吹き込むなや!?空の女神(エイドス)御自らが”七耀教会”の規則に口を出したら、マジで実現して、”七耀教会”が大混乱してしまうやろうが!?お前、それでも”守護騎士(ドミニオン)”かっ!?」

その時アッバスの怒鳴り声と慌てた様子のケビンの声が聞こえ

「フフ、何言っているんだい?ちゃんと”守護騎士(ドミニオン)”として空の女神(エイドス)の話し相手になって教会の現状を教えているだろう?」

ケビンの声を聞いたワジは笑顔で言い

「そうですよ。貴方達が信仰している”女神”である私はワジさんとの会話は楽しいと思っていますし、”七耀教会”がどんな所かも噛み砕いて教えてもらっているからいいでしょう?私にとっても堅苦しい説明をされるより、こう言う噛み砕いた説明の方が解かりやすくてよっぽどいいですよ♪」

「ほら、空の女神(エイドス)自身もそう言っているからいいじゃないか。」

ワジの言葉に続くようにエイドスは微笑みながら答え、エイドスの言葉を聞いたワジは頷いてケビン達に問いかけた。



「う”……………」

そして唸った様子のケビンの声が聞こえてき

「そういえば君、神父の癖にシスターのリースに手を出したんだろ?そっちこそ”守護騎士(ドミニオン)”の癖にそんな事をしちゃっていい訳?」

「なっ!?なんでお前がその事を知ってんねん!?」

口元をニヤニヤさせるワジがある言葉を口に出すと驚いている様子に聞こえるケビンの声が聞
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