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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第124話
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エリィの疑問にワジが答えるとロイドは表情を引き攣らせ、ティオはジト目になり、ツァイトとエリゼは考え込んでいた。そして画面端末は今度は南口で戦うエステル達の画面に変わった。


「あ……エステル達……!」

「す、凄い……!」

画面にいるエステル達を見たロイドとエリィは驚き

「ツンツン頭の神父が言ってた助っ人っていのは、やっぱりエステルちゃん達だったのかよ!」

ランディは明るい表情で声を上げた。



「ああ、本人達たっての希望でリベールから連れてきたらしい。………まあ、知らない人達もいるようだけど。」

ランディの言葉に頷いたワジは静かな笑みを浮かべた後不思議そうな表情で画面で戦っているアドル達を見つめ

「なっ!?あ、あの人達は………!」

「わあ〜!アドルさん達です♪」

「ナユタ君達もいるじゃない!」

「………過去………帰った………なんで……いる………?」

「い、一体どうして私達の時代にいるのでしょうか………?」

「……………………あの女性は一体………」

(フム、エステル嬢ちゃんに非常に似ている容姿をしている上、しかも髪型がサティアと一緒とはな。しかもクーが2体だと?あの娘、まさかとは思うが………)

ティオは驚き、サリアは喜び、マリーニャは明るい表情をし、ナベリウスは首を傾げ、シュリは戸惑い、セリカは画面端末に映っているサティアを見つめて呆け、ハイシェラは真剣な表情で考え込んだ。



「へ………」

「そ、それってまさか”影の国”で出会った空の女神(エイドス)のご両親やご先祖の………!?」

「オ、オイ。ま、まさかとは思うが………!」

ティオの口から出た聞き覚えのある名前を聞いたロイドは呆け、エリィは信じられない表情をし、ランディは驚きの表情でキーアに視線を向け

「キーアみたいにミントが過去の時代から連れて来たのだろうね。」

「―――その通りや。」

キーアは静かな表情で言うと画面端末にケビンの画像が映った。



「ケビン神父………!」

「大丈夫かい?そっちは今、”神機”と交戦中なんだろう?」

ケビンの状況を知っていたワジは不思議そうな表情で尋ねた。

「ああ、心配いらん。何せこっちには”神”が2柱味方になってくれとるからな。今はフェミリンスさんが戦って、オレらがそこを援護しているから、通信をする暇ぐらいはあるで。」

「ええっ!?」

「フェ、フェミリンスさんが”神機”と戦っているんですか………!?」

「そういやあのお姉さん、本物の”女神”だもんな………」

「け、けどまさか生身で……それも空中で”神機”と戦うなんて……”姫神フェミリンス”の力は私達の想像以上の力の持ち主のよ
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