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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第124話
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を結んだって訳。しかもメンフィルからは100兆ミラの寄付金までされたそうだよ。」

「ひゃ、100兆ミラ!?何よその滅茶苦茶な金額は!?」

「た、確かにその件でエレボニアでのギルドの力は凄く弱くなったけど………まさかそこまでして復活させたかったなんて………」

ワジの説明を聞いたグレイスは信じられない表情で声を上げ、エオリアは信じられない表情をし

「―――それとアリオス・マクレインは遊撃士協会の目を欺いてクロイス家の者達に力を貸していた件で、既にA級正遊撃士の資格は剥奪され、遊撃士協会のブラックリストにまで乗ったそうだ。」

「アリオスさんが!?」

そしてアッバスの説明を聞いたエオリアは信じられない表情で声を上げた。



「当然の結果だと思うがな。」

「そうですね。」

「うむ。奴は遊撃士協会にとって裏切者であると同時に恥以外の何物でもないしな。」

一方セリカ、リタ、レシェンテは冷静な様子で答え

「確かによく考えればすぐに予想できる事でしたね………」

「遊撃士協会が長年積み上げてきた”支える籠手”の信頼を大きく低下させたアリオスさんを許す訳ないものね…………」

「ああ……………」

疲れた表情で呟いたティオとエリィの言葉にランディは目を伏せて頷き

「”クロスベルの真の守護者”がそこまで墜ちてしまうなんて……………」

「今では”クロスベル最悪の裏切者”扱いですものね………」

「今までお世話になっていた身としては色々と複雑だわ………」

(まあ、当然の結果ね。)

ロイド、ノエル、エオリアは複雑そうな表情で呟き、ルファディエルは納得した様子で頷き

「…………………(シズクちゃんの今後や未来を考えるとアリオスさんには悪いけど、やっぱり私が引き取った方がいいかもしれないわね………)」

セシルは真剣な表情で考え込んだ。



「それでワジ君……七耀教会は結局どうするの?」

「とりあえず今の所は静観するみたいだよ。それよりもまず”空の女神”が本当にこのゼムリアの地に降り立っている事実を確認する方が先だし。報告を聞く限り、それらしき人物がエレボニア帝国領やメンフィル帝国領で見かけられた話もあるから信憑性が高くなっているし、空の女神がこの時代にこれる”方法”を知っている僕からすると本当に来ていると思っているよ。何せ”黄金の百合”という超反則技を使えば連れて来られるしねぇ?」

「そ、それは……」

「未来のキーアを連れて来たのですから未来か現代……どちらかのミントさんならやりかねないですね……」

「例えそうだとしても相当な理由がなければ女神は時代を越えてこの時代に来ないと思うが……」

(空の女神……一体どのような人物なのかしら
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