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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第122話(第2部中断)
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な――――あ。睡魔族のベルフェゴールさんあたりなら、そんな入れ知恵をしたのかもしれないわね…………ハア…………本来なら例え相手がメンフィルでは認められている性的暴行を加えてもいいとされている最上級レベルの犯罪者とは言え、あたし達に許可もなく性的暴行を加えるのはどう考えても犯罪ですよ……?ですが、自棄状態のスカーレットさんに生きる気力を与えましたし、結果的には合意という形になりましたから今回は特別に見逃してあげますよ…………」
そして我に返ったツーヤは顔に無数の青筋を立てて口元をピクピクさせながら身体を震わせていたが、リィンが契約しているある人物――――ベルフェゴールの事をふと思い出した後疲れた表情で溜息を吐いた。
「うふふ、そんな貴女にいい話があるわよ♪」
「え……ベ、ベルフェゴールさん?しかもアイドスさんも何故一緒に…………」
更にベルフェゴールとアイドスが現れる映像を見ると戸惑い
「えええええええええええええええええええっ!?」
スカーレットがベルフェゴールの”使徒”になる経緯の映像を見ると大声を上げて驚いた!
「ベ、ベルフェゴールさん…………貴女、自分が何をしたのかわかっているのですか……?ハア………主従揃って、頭が痛くなる事をしてくれましたね……仕方ない。正直、報告したくないけどマスターにこの事を報告しよう…………」
一連の流れを見終えて映像を消したツーヤは片手で頭を抱えて疲れた表情で溜息を吐いた後立ち上がって、プリネの所に向かい、事情を説明した。
〜執務室〜
「え、えっと。ツーヤ、それってどこまでが本当でどこからが冗談なの?リィンさんが”帝国解放戦線”の幹部―――”S(スカーレット)”さんに性的暴行を加えた後その性的暴行を受けた本人である彼女自身がリィンさんを好きになって、更にベルフェゴールさんが彼女を自分の”使徒”にしたって話はどれも信じられないのだけど……」
ツーヤから事情を聞いたプリネは冷や汗を滝のように流しながら表情を引き攣らせながら問いかけ
「……残念ながら全て本当に起こった出来事です。証拠の映像データもありますが観ますか?」
「え、遠慮するわ。」
疲れた表情をしているツーヤに問いかけられると冷や汗をかいて苦笑しながら答えた。
「それで……彼女―――スカーレットさんをどうしますか?メンフィル帝国の客将であるベルフェゴールさんの”使徒”になってしまいましたけど……確かスカーレットさんはメンフィル帝国に対して犯した”罪”としては”列車砲”であたし達の命を狙って、あたし達の命を脅かした件による罪がありますよね?」
「……幸いスカーレットさんの処遇に関してはまだ決まっていない上私達全員傷一つついていなかったから、
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