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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第122話(第2部中断)
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ある自分と一緒に生き続ける事を願う”古神”なんて、貴女が初めてだと思うわ♪」
対するベルフェゴールはからかいの表情でアイドスを見つめて指摘した。
「―――いいえ、恐らくそんな事を考えた”古神”は私で二柱目だと思うわよ?」
「?その言い方だと貴女よりも先にそんな変わった事を考えていた”古神”を知っているのかしら?」
しかしアイドスの口から出た想定外の答えを聞くと目を丸くして尋ねたが
「フフッ、それについては答えてもいいけど残念ながら”時間切れ”よ。」
「?あら、残念。ちょっとだけ興味はあったのに。」
ある方向を見つめるアイドスに指摘された後、アイドスが見つめる方向にいるリィンを見て残念そうな表情をした。
「フフ、残念がらなくても機会があったら、話させてもらうわ。(アストライアお姉様…………未来で生まれ変わったお姉様はセリカと再会して、セリカと共に”幸せ”に生きていますか……?)」
ベルフェゴールの表情を見たアイドスは苦笑した後空を見上げてある人物の顔を思い浮かべていた。
〜30分後・クロイツェン州統括領主の城館〜
「助けを呼んでも無駄だ。ベルフェゴールがこの部屋に結界を張って外に声が聞こえないようにしている上アイドスによる認識障害の結界も展開しているから、今は誰もこの部屋に入ってこれないし、この部屋の存在に誰も気付かない。」
「なっ……!?い、嫌……や、止めて……!」
「な、なななななななっ!?」
30分後、スカーレットがいる部屋の監視ビデオに録画されてある映像を早送りしながら確認をしていたツーヤだったが、ある映像―――スカーレットと会話をした後突如スカーレットにのしかかって、犯し始めたリィンの映像を見ると顔を真っ赤にして混乱したがすぐに気を取り直した。
「リィンさん………一体何故こんな事を…………」
やがて信じられない表情をしながらも早送りをし、犯し終えた後病衣を整わせたスカーレットとの会話の所で通常再生にして二人の会話の様子を見守っていた。
「大方あたしを無理矢理犯して、あたしに坊やに対する憎しみや復讐心を抱かせて、燃えカス同然のあたしに生きる気力を与えようとしたのでしょう?」
「うっ!?な、何でわかったんだ!?」
「…………あ……………………」
二人の会話を聞いていたツーヤは呆けた後複雑そうな表情をしたが
「ん…………」
「んんっ!?」
「ええっ!?」
スカーレット自らリィンの唇に口付けをする映像を見て驚き、その後リィンが部屋を出るまで石化したかのように固まって映像を見続けていた。
「リ、リィンさん……あ、貴方って人は…………それにしてもリィンさんがこんな方法を思いつくとはとても思え
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