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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第118話
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―――ッ!?グッ!?そ、そんな馬鹿な……!?何故、貴方達が”嵐の剣神”の絶技を……!?」

”力”を解放したリィンとアイドスが放つ事ができる”飛燕剣”の最終奥義―――枢孔飛燕剣を受けて、全身をズタズタに斬られたデュバリィは信じられない表情で地面に膝をついた!



「―――敵の無力化を確認。」

「ミッションコンプリートだね。」

「はい。私達の勝利です……!」

「ふう……やったか。(……何だか妙に相手が疲れていたようだが。さっきの言動から推測すると………もしかしてエリゼやロイドさん達と戦った直後にこの砦に来たのか?)」

フィーとミリアムの言葉にエリスは口元に笑みを浮かべて頷き、デュバリィが疲弊していた事に気付いていたリィンはデュバリィが疲弊していた理由を推測していた。



「くっ……クロスベルに続いてこのような失態……見届けを託された我が(マスター)に顔向けできませんわ……!というか特務支援課といい、貴方達といい、こんなの詐欺ですわ!貴方達や特務支援課と戦うはずだったのに、何で”戦妃”や”守護の剣聖”、それにあの”嵐の剣神”と同等のクラスと思われる剣士と戦う羽目になったのですか!?」

「えっと、よくわからないけど……」

「”戦妃”って誰?」

「”戦妃”はカーリアン様の異名で、カーリアン様はリウイ陛下の側室の一人であり、リフィア殿下にとって祖母に当たる方で、メンフィルがまだ小国だった頃からあのファーミシルス大将軍と双翼を担って己の武力でメンフィルを支え続けて来たメンフィル古参の家臣だ。けど、カーリアン様が”特務支援課”と一緒にいたって事は………!」

デュバリィの叫びを聞いたエリオットは戸惑い、ゲルドの疑問に答えたリィンは驚きの表情をし

「え……リ、リフィア殿下のですか……!?」

「”戦妃”まで”特務支援課”に協力しているって事だね。……”戦妃”がいたら戦力は一気にひっくり返るよ。確か”戦妃”が”闘神”を討ち取ったはずだし。”赤の戦鬼(オーガロッソ)”や”風の剣聖”でも”戦妃”には勝てないと思う。」

「な、なにソレ〜!?”戦妃”まで力を貸しているなんて反則だよ〜!」

リィンの話を聞いたエリスは驚き、フィーの推測を聞いたミリアムは疲れた表情で声を上げた。



「―――父上。もう、逃げ場はありません。」

一方ユーシスは真剣な表情でアルバレア公爵を睨み

「ユ、ユーシス、貴様……!小娘、何を呆けている!?とっとと私を守るがいい!!」

ユーシスに睨まれたアルバレア公爵は慌てた後デュバリィを睨んで怒鳴った。



「こ、小娘……?」

するとその時デュバリィは立ち上がり、不愉快そうな表情でアルバレア公爵に視線を向け、アルバレア公爵にとっては絶
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