外伝〜太陽の娘と冒険家の邂逅〜(4章終了)
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達が現れたりと本当に謎なんです。」
「あ、頭がこんがらがるような事が起こっているようね………って異なる世界??」
プリネの話を聞いたエステルは疲れた表情で溜息を吐いた後、再び首を傾げた。
「僕達がその皆さんとは異なる世界の出身なのです。………はじめまして。僕の名はナユタ。ナユタ・ハーシェルです。」
「私はノイ。ノイ・ステラディアなの。はじめましてなの。」
そしてその時ナユタとノイがエステルに自己紹介をした。
「っと。あたしも自己紹介をしないとね。あたしはエステル。エステル・ファラ・サウリン・ブライトよ!何が何だかまだ全然わかっていないけど、よろしくね!」
ナユタ達の自己紹介を聞いたエステルは笑顔で2人を見つめて自己紹介をした。
「え、えっと………できれば僕も詳しい事情を聞きたいんだけど………」
その時今まで黙ってエステル達の会話を聞いたり、周りを見回していたエステルと共に現れた赤毛の青年が遠慮気味にエステル達に話しかけてきた。
「そういえばさっきから気になったんですけど………そちらの赤毛の剣士さんは異世界の皆さんのお知り合いなのですか?」
青年の言葉を聞いたアネラスは不思議そうな表情でリフィア達を見つめて尋ねたが
「余達の知り合いではないぞ。」
「俺達もそうだよ。」
「僕とノイもそちらの人の事は知らないよ。」
リフィア、ウィル、ナユタがそれぞれ首を横に振って答えた。
「えっと………あなた、誰??」
そしてエステルが仲間達を代表して青年を見つめて尋ねた。
「僕の名はアドル。アドル・クリスティン。”冒険家”さ。」
「へっ!?う、嘘!?」
「フム。まさか”赤髪の冒険家の冒険日誌”の主人公と同名の上、さらに見事な赤毛と来たか………ちょっと聞きたいんだけど、”エステリア”や”アルタゴ”という地名をご存知かな?」
青年――アドルが名乗るとエステルは驚き、信じられない表情でアドルを見つめ、オリビエは考え込んだ後ある事を尋ねた。
「ああ、知っているよ。”エステリア島”は僕が最初の冒険した場所でフィーナやドギ達と出会った想い出深い所だし、”アルタゴ”はこの間冒険して、去った地方だよ。」
「じゃ、じゃああたしからも質問したいんだけど、ドギっていう人の出身地と本人が名乗っていた二つ名は?」
「?ドギが名乗っていた二つ名は”壁壊し”で出身はフェルガナ地方だけど。」
エステルの疑問を聞いたアドルは不思議そうな表情で答え
「なら双子の女神―――フィーナとレア。記憶を失っていたのはどっち?」
「フィーナだけど、なんで君が2人の事を………?」
さらにエステルに質問されたアドルは首を傾げてエステルを見つめた。そしてエ
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