外伝〜太陽の娘と冒険家の邂逅〜(4章終了)
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え〜!?」
(何だと!?よりにもよってお前がだと!?)
セラウィの話を聞いたエステルは驚きの叫びをあげ、サエラブは驚いた後信じられない表情でエリザスレインを見つめた。
「”よりにもよって”とはご挨拶ね………どういう意味か、後で納得のいく説明をしてほしいわね………」
サエラブの念話を聞いたエリザスレインは顔に青筋を立て、威圧が籠った笑顔でサエラブを見つめて言った。
「あはは…………驚きが一杯ありすぎて何から聞けばいいのか、わからないわ………」
「フフ………それはここにいる誰もが思っている事だと思うよ?」
「リタ!?」
リタに気付いたエステルは驚いてリタを見つめた。
「久しぶり、エステル。………ナベリウス。この娘が私が言っていたエステルよ。」
「こん………にち……………は…………わたし………ナベリウス…………よろ………しく………」
リタに促されたナベリウスはいつもの調子でエステルに声をかけた。
「ナベリウスって………確かリタの友達でソロモンの”魔神”って聞いた事があるけど…………こ、この娘が!?」
ナベリウスの事を知ったエステルはかつての旅でリタから聞いたある事を思い出して、驚きの表情でナベリウスを見つめた。
「フフ、可愛いでしょ?」
「そ、それはそうだけど………いくらなんでもこの娘が”魔神”っていうのは無理があるような………って、そうだ。パズモ、テトリ、ニル、クーちゃん!」
リタの言葉にエステルは苦笑した後、パズモ達を召喚した。
「ねえ、みんな。この娘、本当に”魔神”なの?」
(ええ。とても信じられないけどそうなのよ。)
「フフ、久しいですわね。」
「クー♪」
「あわわ…………」
エステルの疑問にパズモは頷いて答え、ニルとクーはそれぞれ喜びの表情でナベリウスに声をかけ、テトリはナベリウスとリタを見て慌てていた。
「ほ、本当にこの娘が”魔神”なんだ………」
パズモ達の様子を見たエステルは驚きの表情でナベリウスを見つめていた。
「みんな…………久し………ぶり………テトリ………蜜………ちょうだい…………?」
「あ、それはいい考えね。みんなでわけあいましょう。」
「ぴ、ぴえええ〜!!本当に勘弁して下さい!!」
ナベリウスとリタの提案を聞いたテトリは悲鳴を上げてエステルの背中に隠れた。
「あ、あの………貴女がエステルさんなのですか?」
一方シュリが遠慮気味にエステルに話しかけてきた。
「そうだけど………貴女、誰?」
「セリカ様の”第三使徒”のシュリと申します。お願いします!ご主人様の………セリカ様の過去を教えて下さい!」
「お願いしますです〜!」
「はやく聞か
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