第30話
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ィータに気付いて呆けた声を出した。
「ア、アガットさん………」
「なんだティータ、晩メシ作ってたんじゃ………って、あれ?たしか定期船から降りた所でお前の親父と出くわして………」
「………っ………」
直前の事を思い出して首を傾げているアガットにティータはいきなり抱きついた!
「お、おいおい………何だってんだ、いきなり………」
「よ、よかった………ホントーによかったです………アガットさんが無事でいてくれて………」
「無事って………この前会ったばかりだろうが。おい、ヨシュア。いったい何があったんだ―――!そういやお前………いつの間に戻ってきたんだ?それに不良神父………?なんでお前がいるんだよ!?」
「はは、その…………」
「これには色々と深い事情がありましてなぁ。」
状況に戸惑っているアガットにヨシュアとケビンは苦笑し
「言っておくけどあたし達もいるわよ。」
「よう、久しぶりだな。」
「ふふ、ご無沙汰してました。」
シェラザード、ジン、クローゼはそれぞれ声をかけ
「いいなあ、アガット先輩。相変わらずティータちゃんとラブラブで………」
「フッ、三国一の果報者とは君のことを指すに違いあるまい。」
「年齢差での結婚を余は否定するつもりはないが………さすがにそのような幼い時から付き合うのはどうかと思うぞ?」
アネラスは羨ましがり、オリビエはアガットを称え、リフィアは呆れて溜息を吐いた。
「ア、アホか!そんなんじゃねえっての!」
アネラス達の言葉を聞いたアガットは慌てて叫んだ。そしてティータはアガットから離れ、離れられたアガットは立ち上った。
「えへへ………ごめんなさい、つい嬉しくて。うん、でもこれで後はエステルお姉ちゃん達だけだよね!」
一方ティータは恥ずかしそうに笑って謝った後、ケビン達に振り返って嬉しそうな表情で言った。
「へ………エステルって………っていうかおい!こりゃ一体どういう事だ!?またエリカ・ラッセルあたりのトラップじゃねえだろうな!?」
ティータの言葉を聞いたアガットは驚いた表情で叫んだ。アガットの叫びを聞いた全員は脱力した。
「エリカ博士………そこまでアガットさんのことを目の仇にしてたんか………」
「一体どういう方なんでしょうね………」
「………なんだかお母さんたちが帰ってきてから色々とあったみたいだね。」
そしてケビンは疲れた様子で呟き、プリネとヨシュアは苦笑していた。
「あう………恥ずかしながら………」
ケビン達の言葉を聞いたティータは恥ずかしそうに笑った。そしてケビン達は状況をアガットに説明し、初対面の者達は自己紹介をした。
「フン………まあいいだろう。と
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ