第24話
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んですが………」
そして会話が終わったのを見計らったヨシュアが真剣な表情で提案した。
「ああ、今度現れたら何とか聞き出してみるとしよう。………そんじゃあ、例によって準備を整えたらさっそく出発するとしますか。目的地は”第四星層”―――合流地点にある転位陣の先やね。」
ヨシュアの言葉に頷いたケビンは仲間達を促したその時
「………ケビン。」
リースが静かな口調で口を開いた。
「ん………なんや?なんか他に言っとく事でもあったか?」
「………いえ。少し体調が優れないので私は遠慮させて頂こうかと。」
「へ………」
リースの言葉を聞いたケビンは驚いてリースを見つめた。そしてリース達は仲間達に振り向いて申し訳なさそうな表情で言った。
「申し訳ありませんが………ケビンをよろしくお願いします。無茶はしないと思いますが詰めが甘い所がありますので。」
そしてリースは最初に自分達が飛ばされた場所―――巨大な本棚がある場所に向かって行った。
「リ、リースさん?」
「え、ちょっと………」
「あ、あの。体調が悪いのでしたら私に言って頂ければ身体の状態を診て差し上げますよ?」
リースの行動にティータとジョゼットは戸惑い、ティナは心配そうな表情で言ったが、リースは振り返りもせず、去って行った。
「………………………」
「……いいのか?追いかけなくて。」
リースの行動を呆けて見つめているケビンにジンは真剣な表情で尋ねた。
「あ………えっと………すんません。ちょっと行ってきますわ。」
そしてジンの言葉に我に返ったケビンはリースを追って行った……………
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