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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第111話
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ない”条件”を教える必要があるとの事でしたので。」

「ええっ!?」

「そ、そんな……」

シグルーンの話を聞いたアリサは驚き、エリオットは表情を青褪めさせ

「皇女殿下……いかがなされますか?」

トワは不安そうな表情でアルフィン皇女に尋ね

「勿論繋いでください!」

「わかりました。―――スクリーンに転送して!」

アルフィン皇女の答えを聞いた後指示をした。するとスクリーンがリィン達の目の前に現れた後スクリーンにリウイが映った!

「―――久しいな、トールズ士官学院”Z組”。シュバルツァー兄妹やアルフィン皇女と顔を合わせるのは学院祭以来か。」

「リ、リウイ陛下!?」

「リウイ陛下……その……―――申し訳ございません!」

スクリーンに映るリウイを見たリィンは驚き、アルフィン皇女は辛そうな表情をした後頭を深く下げた。



「ケルディックの件か。単なる謝罪の言葉を口にしても我らにとっては意味のない言葉だ。メンフィル帝国に対して犯したエレボニア帝国の罪を真に償う気持ちがあるのならば自らの”行動”で示せ。」

「……はい。わたくし達が一体何をすれば”戦争回避条約”によって定められてある猶予期間以内にメンフィル帝国軍が再びエレボニア帝国に攻めてくる事を止めて頂けるのでしょうか……?」

リウイの言葉を聞いたアルフィン皇女は辛そうな表情で頷いた後スクリーンに映るリウイを見つめて尋ねた。

「条件は二つだ。まず一つは”戦争回避条約”に新たな内容を二つ付け加えることをこの場で承認する事だ。」

「なっ!?」

「そ、そんな……せっかく”救済条約”を使うことを”誓約”して減らしたのに、あれ以上増えるなんて……」

リウイの言葉を聞いたリィンは驚き、トワは表情を青褪めさせ

「その……陛下……その内容とは一体どういうものなのですか?」

エリスは辛そうな表情で尋ねた。



「一つはアルバレア公が雇った猟兵達に焼討ちされ、メンフィル帝国が負担する事になっている猟兵達に破壊された”大市”の品々の弁償金やケルディック復興の際に必要な金銭を全額エレボニア帝国が後日支払う事と、それとは別にケルディック焼き討ちの”詫び”として先程挙げた弁償金並びに復興金の1,5倍の金銭を後日メンフィル帝国に支払う事だ。―――まさかとは思うがそんな当然の事すらも反論するつもりか?」

「それは…………」

「………………」

リウイの問いかけに対し、ラウラは複雑そうな表情で辛そうな表情で黙り込んでいるユーシスに視線を向け

「……わかりましたわ。残りの条約の内容は一体どんな内容なのでしょう?」

アルフィン皇女は静かな表情で頷いた後尋ねた。



「もう一つはメンフィル
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