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ソードアート・オンライン〜隻腕の大剣使い〜
第47話領主襲撃
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言ったらなんか注意された。『どう思う?』って言われたから正直に感想言ったのにーーー

「ライリュウくんは何か買わないの?」

「オレは・・・特にないかな。少なくともこの店には」

ステータス上昇みたいな効果があるアクセサリーならまだしも、特に何もないと装備枠が無駄に埋まっちまうし。それよりーーー

「ユイちゃん大丈夫かな・・・キャンディが一緒だと心配だ」

「・・・ライリュウくんって、もしかしてロリコ「チガウ。全力で否定する」・・・だよね」

オレは別にロリコンじゃない。SAOで出会って、2、3日一緒に過ごしてーーーオレが、キリトとアスナさんからユイちゃんを奪ってーーー

「・・・ところで竜くん」

仮想(コッチ)じゃその名前で呼ぶのは・・・誰もいないし別にいいか」

「一応二人っきりだしね」

オレ達《リトルギガント》はSAO時代、ギルドホームの中や自分達だけの空間では本名で呼び合う事にしていた。当時、いつもキャラネームで呼び合ってると本当の名前すら忘れてしまうかもしれないと思ってーーーそういう決まりを作った。

「竜くんって・・・SAOで彼女さんとかっていたの?」

「は?」

彼女ってーーー恋人って事だよな?SAOで出会った女性プレイヤーって言ったら、シリカとかリズさんとかアスナさんとかだな。シリカは妹分で、リズさんは怖い姉御って感じで、アスナさんはキリトの奥さんだったしーーー

「・・・いないな」

「ホントに!?」

いないなって言ったらスゴイ顔を近づけてきたーーー別にオレ、恋愛感情とか覚えた事なかったしーーーそういえばあの時ーーー

「なあ。あの夜の事なんだけど・・・」

「あの夜って?」

「その・・・《笑う棺桶(ラフィン・コフィン)》に襲われた夜の事・・・」

あの時、亜利沙が言ってた言葉がなんなのか、今まで絶対に聞けないって思ってたからずっと記憶の奥底にしまってたけどーーー生きてたなら聞ける。

「転移の瞬間に言ってた事「ライリュウ!アリー!行くぞ!」・・・」

まだ何も聞けてないのにライトが早急に出発すると言い出してきた。しかもどこか焦りのような感じもするけどーーーどうしたんだ?




******




『領主を襲撃!?』

さっきまで買い物タイムだったが今はそんな事を言ってられる状況でもなくなってしまった。再びログインしてきたリーファーーーもとい現実(リアル)で連絡を取っていたレコン曰く、《スイルベーン》で会ったシグルドが《シルフ》を裏切り、敵対していた《サラマンダー》と内通していたらしい。その目的は《ケットシー》と同盟を結ぶため極秘に中立域に出ている《シルフ》の領主、サクヤと《ケットシー》領主アリシャ・ルーを襲
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