4部分:第四章
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いて言った。
「それは兵器としてはいいことだ」
「だからいいんですか」
「左様、それではだ」
博士はまた窓を見ながら健次に話している。窓の外では暗鬱な空が広がっている。海も鉛色になってしまっており暗い世界があった。
その暗い世界を見ながらだ。博士は言うのであった。
「これからはだ」
「これからは?」
「あの西瓜を防衛省に売りつける」
「防衛省は即刻研究を中止しろと言っていますが」
「何っ!?」
博士は健次のその言葉を聞いて不機嫌そのものの顔で応えた。顔を彼に向けている。
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