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fate/EX=zero
天才少女の月旅行
淑女の決闘と現れる太陽の騎士
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するからですよお姫様!」

どうにも左腕の調子が悪いのでマイルームへ戻ってからスキャンしてみるとデータが破損していた

「あっちゃー…そもそもradiation_mgiは出力がでかすぎるんだよね、あーそこの注射器とって」

むしろデータの破損が起こるほどの威力で殴られたくせにその後突貫してきたルヴィアの強度が恐ろしい

「これですか?」

「うん、ありがと」

注射器の形をした道具をバーサーカーが手渡してくれる

「これはMedicalっていうコードキャストで病院の代わりになるんだよ」

ありとあらゆる医療、治療知識を詰め込み最善の処置をするようにされたコードキャストMedical
これがあればデータの破損程度ちょちょいのちょいだ

「それはインストールしないんですか?」

「あぁ、これインストールしたら自分がただの治療するだけの機械みたいになっちゃうんだよこれ」

現代版ナイチンゲールみたいな

「随分便利なコードキャストですね」

注射した瞬間データは修復されいつも通りになった

「まぁ、このコードキャストについてはここまでにして、写真の解析しようかな」

「そういえば気になったのですが写真で魔力のデータを撮ったところでそれで一体どのようなサーヴァントなのかわかるものなんですか?」

「いや、写真だけじゃそんなことできないよ、凄いのはこっち」



「パソコンですか?」
「パソコンってほどスケールの低い物ではないけどまぁ、パソコンでいいかな」


説明はめんどくさいので省略させてもらおう


「とにかくこれを使って写真にある魔力反応と縁のあるものを調べれるんだよ」
ただしサーヴァントとしても特性やらにも引っ張られるのでそこはそれ

「これでデルモピュライの戦いに関係するものが出てきたらルヴィアのサーヴァントはレオニダス1世ってことになる」

「どれくらいでデータが出るんです?」

「んー、二日もあれば出るかな」

「そうですか…長いですね」

いや、二日は確かに長いかもしれないがこの機械が聖杯戦争でどれだけチート臭いかサーヴァントならわかってくれると思うんだけどなぁ、そういやバーサーカーでしたね

「さぁってと、寝るにはまだ早いし晩御飯でも食べようかな」


























食堂では遠坂凛が機嫌悪そうにしていた
何かあったのだろうか?確か彼女の対戦相手はそこまで手ごわいようなマスターではなかったはずだがよっぽど強力なサーヴァントを使役しているのかもしれない

「遠坂さん何かあったの?」

これが父親の方の遠坂だったりしたら無視するがつい年下の女の子
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