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fate/EX=zero
天才少女の月旅行
淑女の決闘と現れる太陽の騎士
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アリーナに入ると敵性プログラム達がなぎ倒されていた

「ルヴィアが来ているみたいね」

バーサーカーのレベルはここらへんのやつらからだとほとんど経験値がもらえない程度には強いがドロップ品とか欲しかったんだがな


「どうします?このままなぎ倒された敵の居る道を通って行ったらあの女もいると思いますけど暗号鍵はもうとられてるかもしれませんね」

バーサーカーのいうことももっともだ、別の道にある暗号鍵を取りに行った方がいいかもしれないけど

「とりあえずもう一回ルヴィアのサーヴァントと遭遇したいな」

「わかりました、先導しますね」




しばらく歩くとバーサーカーが暇になったのか話しかけてくる



「そういえばお姫様はバーサーカーについてどれだけ知っていますか?」

「狂った経歴を持ったのなら何でも該当して本来は弱い英霊を強化するためのクラスだっけ?」

「はい、強化するために私にはバーサーカー化のスキルが付与されています」

「付与した覚えはないけどね」

そもそも正式な形で召喚していないためバーサーカー化のスキルがどの程度なのかよくわからないのだ

一体どう狂っているのか

「私はAという大変ランクの高い状態なので今はともかく自分を完全に抑えれなくなったときは令呪1画では止まらない可能性があります」

「つまり?」


「私に対する令呪行使は1回しかできない……可能性があることを頭の片隅に置いといてください」

「わかった…………ていうかそれで抑えてるの?」

暴れだしたら一体どうなるんだろう

「ちなみに抑えてるってバーサーカー的にどうなの?性能上昇も抑えられてるってことじゃないの?」

「抑えなくなるとこの場でお姫様を襲いますよ?……性的な意味で」

「よしバーサーカー全力で自身の欲求を抑えろ!」


やっぱこのバーサーカーは色々とダメだ


「そういえばお姫様はどういう人物なんですか?」

「さぁ?私は自分をよくわかってないんだよね」

魔術回路が十全に使えてた頃までは自分に絶対的な自信を持っていた
でも今は

「まぁ、ダメ人間だってことは確実だね」

「お姫様は自分にもっと自信を持つべきです!」

自信…か

「バーサーカーはなんでわざわざセイバーとの契約を邪魔して私と契約をしようとしたの?」

「セイバー…………何のことですか?」

「あ、そういうところはばっちりバーサーカーなのね」

「うーん?」

首をかしげるバーサーカー

言葉を発しなければ可愛いし美しいだろう……言葉を発せなければ













通路を曲がり開けた場所に出るとそこには



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