北方作戦
第10話 北方作戦の前哨戦 T
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アイオワ「一体どうするの?」
長門「進むしかあるまい。神通、このまま敵飛行場のあるアムチトカ島へ進むぞ」
神通「了解」
アイオワから指示を仰がれた長門は敵の拠点へと肉迫する事に決め、その決定を受けた神通は進路をアムチトカ島へとった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
その後部隊は変針を繰り返し、突入からおよそ4時間でアムチトカ島の南西約100海里(約185km)へと辿り着いた。
そこで……
≪……≫
飛鷹「!長門秘書艦??」
長門「どうした?」
飛鷹「偵察機“彩雲”より入電、‘我、敵飛行場を確認せり。’」
長門「何??」
飛鷹「敵の迎撃機に追われたそうですが、写真が撮れた上に上手く逃げ切れたとのことです」
『おお〜〜!』
長門「そうか、よくやった」
飛鷹の艦載機の彩雲から、アムチトカ島の敵飛行場の発見と航空写真が撮れた事を報告する通信が届き、全員が歓喜した。
だが、報告はそれで終わらなかった。
≪……≫
隼鷹「!長門秘書艦!今度は私の偵察機からも報告が来ました!」
長門「今度はなんだ?」
隼鷹「アムチトカ島の西側にて、深海棲姫の姿を確認!報告によると、飛行場姫と戦艦棲姫に間違い無いとの報告です??
更に付近に空母の大群が居るとの事です??」
『??』
長門「何だと??」
次に隼鷹の元に届いた報告はアムチトカ島近くに居座る深海棲姫。報告によると飛行場姫と戦艦棲姫に間違い無い事、更にその付近に空母の大群が群がっているとの報告だった。
長門「これは予想外だな。だが十分に情報は集まった、これくらいあればいいだろう。全艦、偵察機を収容次第、直ちに引き上げるぞ!」
『了解!』
あまりの知らせに驚く長門だが十分に情報を集めたとして、偵察機を飛ばした艦に収容と全艦に撤退の指示を送る。
だが……
≪……≫
川内「!長門秘書艦!水偵より入電、‘我、艦隊へ迫る敵艦隊を捕捉!’」
長門「何??」
≪ピコーン!≫
神通「!長門秘書艦!電探に感あり、数6??右舷160度、距離30000よりこちらへ向かって来ます??」
『??』
長門「何だと??」
そこへ敵艦隊らしき艦影を、神通の電探がキャッチ。
どうやら気付かれたみたいだ。
陸奥「長門、どうするの?」
長門「うーむ…偵察機の収容は?」
『完了しました!』
陸奥からの問いに悩んだ長門は僚艦に偵察機の収容状況を聞くが、収容は既に完了しているとの事だった。
ーーーー
長門「ふっ、上等だ!これより我が部隊は敵艦隊と交戦しこれを撃破、それで持って突破口を開き撤退する??
全艦、戦闘用意??」
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