北方作戦
第10話 北方作戦の前哨戦 T
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帯を切った。
陸奥「長門はなんて?」
座蒲郎「後一週間足らずで作戦に出せるとさ」
陸奥「そう、なら問題無いわね」
陸奥から長門の現状を聞かれて簡単に説明して返した。
大淀「ところで提督、いつ長門さんと番号を交換したのですか?」
座蒲郎「休暇中にだよ。ってか、長門だけじゃなく陸奥や大淀やみんなとも交換したって言わなかったっけ?」
大淀「……」
不意に大淀から携帯番号の交換をいつやったか聞かれ、休暇中に交換したと言い、加えて長門以外にもみんなと番号を交換した事を言うと大淀は黙り込んでしまった。
余談ながら、俺はいざという時の備えとして、長門と交換した後もみんなと番号を交換し、アイオワとも昨日のウチに携帯を選んでやって番号を交換している。
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座蒲郎「とはいえ、大まかな内容は分かりましたが、もっと正確な情報が欲しいですね」
陸軍少将「しかし、一体どうすると?」
座蒲郎「まずは状況偵察として、我が鎮守府の第三水雷戦隊に偵察してもらい、報告を待ちましょう」
大淀「分かりました、ならすぐに召集をかけます」
話を作戦の方へ移し、大まかな情報は集まったとはいえ、より正確且つ最新の情報が欲しい。そのためにまずは第三水雷戦隊に出撃させ、連絡を待つとする。
座蒲郎「いや……大淀、チョット待ってくれ」
大淀「はい?」
召集をかけようとした大淀を止め……
座蒲郎「折角だから、アイオワと長門も呼んでくれ。出来れば大至急」
大淀「分かりました、では直ちに召集します」
良い案を思い付いた俺は、アイオワと長門とさも呼ぶように伝え、召集をかけさせた。 ̄
ーーーー
そして……
アイオワ「ハーイ、Admiral(提督)。言われた通り来たわよ♪」
長門「……」
神通「お呼びに預かり、只今参りました」
第三水雷戦隊旗艦の神通と第八艦隊旗艦のアイオワ、そしてアイオワを指導してくれてる第三艦隊旗艦の長門が揃った。
座蒲郎「今回君らを召集したのは他でもない。
神通は第三水戦を率いて北方海域へ突入、海域全体を偵察し、情報を集めてくれ」
神通「了解しました」
座蒲郎「アイオワ麾下の第八艦隊は長門率いる第三艦隊と協力し、火力と航空戦力を持って第三水戦を支援してくれ。何せ連中(深海棲艦)はかなりの航空戦力を有してるらしいからね」
長門「承知した」
アイオワ「Of course .(勿論よ。)アイオワの腕の見せどころよ!」
召集した理由を簡潔に説明し、3人はすぐさま承知。その中でもアイオワは気合が入ってる。
長門「だが提督、我々が出るとなると、陸奥も出撃するのだろ?代わりの秘書艦はどうす
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