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とある狭間の光源支配(デイライト):Re
序章
超電磁砲と光源支配A
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「どーもー!初春のクラスメイトの佐天涙子でーす!なんだか知らないけど、ついて来ちゃいましたー!ちなみに能力値はLEVEL0でーす!」


「さ、さささ佐天さん!な、何を…!」


LEVEL0であることを強調して皮肉のつもりで言ったであろう佐天に対して初春は明らかに動揺していた


「初春さんに、佐天さん…。私は御坂美琴。よろしく」


「よろしく…」


「お願いします…」


しかし美琴はそんなことは気にすることなく、二人に気さくに挨拶した。想像していた人物と違うことに、佐天と初春は驚いていた


「そしてそこにいらっしゃるは……我が麗しのお兄様ぁ〜!」


『くっつくな。暑苦しい』


空間移動を使い、零に抱きつく黒子。零は顔色一つ変えずに黒子と押しのける


「ああん。黒子はそんなお兄様の冷たいところも「アンタ!!」


黒子の変態発言を無視して美琴は零を睨みつける。零は涼しい顔をして視線だけそちらに向けた

『そういえばお前に名乗ったことはなかったな。夜月零だ。よろしくな超電磁砲(レールガン)


「アンタ…ホントにいい度胸してるわね…!いつぞやの決着をここで…!」


美琴は零の態度が気に入らなかったのだろう。バチバチと電撃を纏っている。それを見て零は掌を美琴に向けた


『待て、御坂。お前はこんな街中で始めるつもりか?』


「うっ…」


それを聞いて美琴も冷静になったらしく、電撃を止めた。それを見て零は元来た道を帰ろうとする


「ちょっとアンタ!何勝手に帰ろうとしてんのよ!」


『俺は初春に連れられて会いに来ただけだ。もう目的はすんだんだ。帰ってもいいだろう?』


「いいわけないでしょうがぁ!」


思わず美琴は零に向かって電撃を放ってしまった。しかし零は動じることなく、その電撃を弾く


『お前…さっき言ったばかりだろう?』


「うるさい!」


「お、落ち着いてくださいよ二人とも!」


『俺は冷静だ。あっちの電撃姫に言ってくれ』


「だ・れ・が!電撃姫だってぇ〜!」


だんだんとからかうことが面白くなってきたが、これ以上刺激すると本気で電撃をぶっ放しかねない


『わかった。また今度相手してやるから今は落ち着け』


「言ったわね?今の言葉忘れないでよ!?」


何より初春達が可哀想になったので、ひとまず美琴を落ち着かせる


「では、つつがなく紹介も終わったところで、多少予定は狂ってしまいましたが今日の予定はこの黒子がばっちり――」


そして何事もなかったかのように話を進める黒子

その場に鈍い音が響いた。本日二発目の拳
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