第5巻
IS学園に招待された弾×一度目の休憩で学園祭の一部を回る
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分からんがショックから立ち直って俺に付いてきているが、鈴のとこに行くと告げると元気か?と聞いて来る。
「元気と言うのを通り越しているな」
「ところで一夏、その格好はIS学園の制服か?確か白かったはずだが」
「制服はカスタム自由何でな、俺らしい色として白から黒に変更したのさ。お陰様で真っ白の学生達に一人だけ黒が入った事でな、とても目立つがもう気にしてねえよ」
「へぇー・・・・鈴の所に行く前に色々と回らないか?」
俺は二つ返事をしてから校舎内に入るが、遠くから見守っているブラック・シャーク隊がいる。目立つと不味いんで、私服姿でグループとなって固まっていた。
「あ、織斑さんだ!やっほ〜」
「あとで絶対お店行くからね!」
「あれ?コックコートじゃないの『それだと目立つんでな、制服姿となって回っているが写真撮るのなら一瞬にして着替えるさ』おー、一瞬にして着替えた事でコックコートの織斑さんを激写!げーっと♪」
量子変換機で一瞬にして制服からコックコートに着替えて写真を撮られる事で、行く先々で女子に声をかけられ手を振ったり返事をしたりで忙しいがこれはこれでいいと思った。繰り返した行動してると、隣から弾の低い声が聞こえてきた。
「お前、無茶苦茶人気あるじゃねーか・・・・」
「当たり前だ、国連軍所属で女心が分かる俺にとっちゃもう慣れたよ」
「そうなのかー。羨ましい限りだが、入れ替わる事は出来ないのか」
「入れ替わりたい希望があっても地獄を見るだけだぞ、IS訓練やらテロリスト対策として前線に出ているからな」
「女子に囲まれているなら例え火の中、水の中!『地獄では済まされないから、最悪死ぬぞ』・・・・命を大事に」
死にたくなかったらしょっぱなからそう言うなとハリセンで叩いたが、既に耐性があるのか叩かれてもすぐに復活してくる。一人はIS界では最強と言われている俺と死ぬのは嫌だとため息吐く弾であった。とりあえず手近な所にあった美術部のクラスに入る。
「芸術は爆発だ!と言う訳で、美術部は爆弾解体ゲームをやってまーす」
「ああ!織斑さんだから、こう言うのはお得意だよね・・・・」
「男友達も一緒だ、爆弾解体ゲームをレッツ・スタート!」
強引に爆弾を押し付けたのは、美術部の部長と言う腕章を付けた女子である。大丈夫なのか、この人が美術部部長で・・・・さてと俺はテキパキと片付けると弾は見ているようだ。慣れた手付きでニッパーを差し込んでから、色々と解体していくと隣にいた弾から声がかかった。
「・・・・一夏」
「何?」
「IS学園ってそんな事まで学ぶ必要あるのか?」
「まあな。と言うか授業じゃなくて、軍人やっていれば自然と爆破物処理の訓練を部下にやらせていた」
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