第2話
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”という戦術オーブメントを配布してそれを実戦運用して欲しいって事!?」
ロイドの質問に小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンの答えを聞いて驚いたエリィは信じられない表情でレンに訊ねた。
「ええ。ちなみにエリィお姉さんたち―――”特務支援課”のメンバー全員は”ARCUS(アークス)”に対して高い適性が示されたからエリィお姉さん達は問題なく”ARCUS(アークス)”を扱えるわよ。勿論”ENIGMA(エニグマ)”もそのまま使っていいから、実質エリィお姉さんたちは2種類の戦術オーブメントを使える事になるし、レンみたいに無料で貰った”ARCUS(アークス)”はそのまま自分の物にしていい事になっているわよ。どう?とってもお得な話でしょう?」
「う、う〜ん………魅力的な話だけどそう言う事は上層部の人達が決める事だから、俺達だけの判断で決める訳にはいかないしな……」
「つーか、俺達にもその”ARCUS(アークス)”の適性を一体いつ、どうやって調べたんだ?」
レンの提案を聞いたロイドは困った表情で答え、ランディは不思議そうな表情でレンに訊ねた。
「うふふ、それは”乙女の秘密”よ♪」
そしてレンの答えを聞いたロイド達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「肝心な所を誤魔化さないでください。というかさっきから気になっていたのですがレンさんはMs.Lを”お姉さん”と言っていましたけど、もしかしてMs.Lは若い方なのですか?」
ティオはジト目で指摘した後気を取り直してレンに訊ねた。
「ええ、ホントは秘密だけどMs.Lは21歳のとっても綺麗でスタイル抜群なお姉さんよ♪」
「ええっ!?Ms.Lってそんなに若いの!?」
「タメのお金持ちお嬢様………しかもスタイル抜群ときたか………ストライクど真ん中で逆玉になれる可能性大!おーし、みなぎって来たぜぇ!いや〜俺は幸せだなぁ!綺麗なお姉さんが知り合いの仲間達と巡り合うことが出来て!と言う訳で小嬢、俺はその”ARCUS(アークス)”っていう戦術オーブメントの実戦運用を手伝うから、紹介ヨロシクな♪」
「いやいや、勝手に決めたらダメだって言っているだろ!?(というか思いっきり嘘をついているし!)―――それよりも今の話を聞く限りレンは本来の戦い方を封じて魔導杖を使った戦い方で戦うという事になるのか?」
レンの話を聞いたエリィが驚いている中、真剣な表情で考え込んだ後嬉しそうな表情で声を上げてレンを見つめたランディにすぐに突っ込んだロイドは呆れた表情でレンを見つめたがすぐに気を取り直してレンに訊ねた。
「うふふ、心配しなくても”本来の戦い方”も勿論するから大丈夫よ。”ロイドお兄さん達の所は本物の仕事”なんだから社会人として手は抜けないし。今までの戦い方に魔導杖を使った戦
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